絵で見てわかる英文法
前回、物語の挿絵を見ることで、英語がビジュアル化できて理解が楽になるという話をしました。その際に、私自身の画才のなさをなげいて、どなたか描いていただけないでしょうかとつぶやいたら、ロケットエンピツさんが快く応じて下さいました。
前回の私の説明を、見事にイラストにしてくださったので、ご本人の承諾を得て、みなさんとシェアしたいと思います。
まず一つ目は、Frog pushed Toad out of bed.
日本語を介さずに、英語とイラストだけで意味がわかりますよね。(注文したわけではなかったのに、英語を書いて下さって、とてもよくわかるイラストになりました。ロケットエンピツさん、ありがとうございました!)
もうひとつは、He pushed him out of the house.
こちらも見たままで意味がわかりますね。(寝ぼけまなこのがまくんがかわいいです!)ことさらさように、英語は見たままをそのまま単語を並べているのです。
これらの文は、従来の5文型の中の第3文型(SVO+M)にあたります。
S(主語)がFrog、V(動詞)がpushed 、O(目的語)がToad 、(M)修飾語(副詞句)がout of bedになるのですが、イラストで見れば、Toad =out of bed になっているのがわかりますよね。
この感覚は、第5文型(SVOC)と、ほぼ同じだとわかります。
She makes me happy.
(me = happy)
こんな風に、英語をカラダにしみ込ませることができると、英語を話す時に、このイラストのままの感覚で言葉を紡ぐことができるのです。
音読はもちろん大切ですが、英語の感覚をネイティブに近づけるために、イメージを使って体感的に読むのは、もっと大切なことだと私は思っています。
イラストを描いて下さったロケットエンピツさん、本当にありがとうございました。
余談になりますが、多読に関しては、こんちゃそさんのノートに詳しく述べられているのでおススメです。有料ノート(100円)ですが、厚さ数ミリのリーダーが50冊紹介されていて、なるべくお金をかけずに無理なく読む方法が紹介されています。これを見れば多読に挑戦してみようという気になること請け合いです。興味のある方はアクセスしてみて下さい。
<英語のしっぽのつかみ方 21>イラストで第五文型をカラダに浸みこませよう!
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