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アルカリ電解水は使い分けが重要!

成分が100%水なのに高い洗浄力や除菌力があると人気のアルカリ電解水ですが、アルカリ電解水といっても各商品によって推奨する用途が違います。

では何を基準に選べば良いのか・・・それはズバリ『 pH値 』です。
『 pH 』とは、酸性かアルカリ性かを表す尺度として使用され、1~14の値の中間となる pH7 が中性となります。

一般的に市販されているアルカリ電解水は pH12 ~ pH13.1 程度です。
各商品には必ず基準となるpH値が記載されていますので、このpH値を基準に選ばれることオススメします。

『 驚くほど汚れが落ちる=良いアルカリ電解水 』
 と思ってはいませんか?

基本的にアルカリ電解水は pH 値が高いほど洗浄力が上がりますが、皮膚や眼などへの刺激が強くなり安全性は低下してしまいます。
逆に pH 値が下がると洗浄力は低下しますが、その分刺激性が低くなるので安全性はグンと高まります。

つまりアルカリ電解水を使用する時は、洗浄力と安全性のバランスにより
用途ごとに使い分けることが大切ということです。

例えば、キッチンのコンロや換気扇など、強い油汚れなどを落とす場合には、洗浄力を重視した pH13 程度のアルカリ電解水が向いています。
油汚れに強くビックリするほど汚れが落ちます。反面、刺激はかなり強いので、使用時には必ず手袋を着用し目や口に入らないよう注意が必要です。

反対に冷蔵庫や電子レンジ、まな板や水切りカゴの様に、食品や食器に直接触れる物に使用する場合には、多少洗浄力は落ちますが、刺激が弱く安全に除菌もできる pH12.5 程度のアルカリ電解水が向いています。

キッチン用品以外でも、ダイニングテーブルやリモコン類、窓ガラスやドアノブのお掃除など、日常的に使用する場合には pH12.5 程度のアルカリ電解水で充分効果を実感することができます。

アルカリ電解水を使ってはいけない汚れは?

アルカリ電解水は、酸性の汚れを中和することで汚れを分解し、浮き上がらせて落とします。そのためアルカリ性の汚れや、アルカリに弱い性質のものには使用できません。

アルミやメッキ加工品、鏡面仕上げの銅製品などに使用すると、腐食や変色の危険があります。また、ニスやクリア塗装された製品などはコーティングが剥がれる恐れがあります。

その他にも、水気を嫌う皮革類や漆器、金箔や液晶ディスプレイへの使用もできません。知らずに使用するとトラブルの原因とる可能性があります。
商品説明などにて確認しておきましょう。

アルカリ電解水の特性を知って有効活用!

アルカリ電解水が他の洗剤に対する最大の特徴は安全で洗浄力・除菌力を有することです。汚れの種類や強さ、用途によって使い分けることが、アルカリ電解水ならではの特性を活かす最大のポイントなのです!



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