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雨の一日とわが家の2020年3月の商用電力使用量

この1ヶ月間の商用電力使用量の統計を見てみます。
2020年3月の商用電力使用量は約140.6kWh
電気代(1kwh=23円として)にして約3,234円
基本料や再エネ賦課金などを考えれば5,000円ほどでしょうか。

わかりやすいように1ヶ月の天気をつけてみました!

2020.03わが家の商用電力



3/1に使用量が跳ね上がっているのは、天気が悪く、洗濯物が多かったため浴室乾燥機をガッツリ動かしたことによるものです。


3/28のみ完全に丸1日商用電力を使用しました。
この日は昼頃から義姉家族が泊まりに来ていた関係で、いつもよりも電力消費は多かったと思います。
雨の影響もあり肌寒かったこともあり、久しぶりにエアコンで暖房をつけたり、浴室乾燥で洗濯物乾かしたりしているので通常のわが家1日分よりは電力使用量は多くなっているかと思います。

それを踏まえるとわが家の通常時電力使用量は15kWh前後かなと思います。
31日換算で約465kWh
1kWh=23円で計算すると約10,695円
大体3分の1くらいになっていることがわかります。


最近の気付き

簡単にスイッチで切り替えられるので、すぐに切り替えられてしまうところが難点でもあるということに気が付きました。

まだまだ実働開始して数ヶ月ですので、まだまだ奥様もそこまで理解できておらずに「ばっ!」(熊本弁)っていう瞬間があったりもします。

インバーターの先に取り付けているブレーカーが落ちた時です。
わが家のシステムは2系統でディープサイクルバッテリーとリン酸鉄リチウムイオンバッテリーに分かれています。
リチウムの方は、高負荷にも耐えられるよう最大出力3000Wのインバーターを使っています。
しかし、100V30Aのコンセントの差し込みというものは存在しないため、二口ある出力それぞれに15Aの差し込みと20Aのブレーカーを接続して、電気的な安全性を保っています。

わかりやすく言うと、
このブレーカーの役割としては、一口あたりに流れる電力を最大2000Wに抑えることです。
このブレーカーがないと、15A(1500W)の差し込みプラグに30A(3000W)の負荷とサージ電力で60A(6000W)の負荷がかかるのでショートする危険性が高まってしまいます。

この二口は、キッチン関係(ウォーターサーバーや電子レンジ、キッチン照明、一部コンセント)と給湯関係(灯油給湯器と井戸ポンプ)の2系統に分けられています。

【ここで豆知識ですが、家庭で消費する電力の3割は給湯器だそうです。
種火がついた状態だと、非常に大きな電力を消費していますので、こまめに電源を切るようにしましょう!】


インバーターによる制御であれば、電圧が戻れば復旧します。
なので、ディープサイクルバッテリーの方は大きな電力を使わないように心がけているのであまり落ちることはありませんが、たまにドライヤーとかをそっちの系統で使用すると落ちてしまいますが、よっぽど電圧が下がっていない場合(蓄電容量が少ない場合)を除き、自動ですぐに復旧します。
※こちらの系統にも20Aのブレーカーをつけていますが、インバーター自体が1500W出力なので、ブレーカーよりも先にインバーターの方で制御されます。雷やショートで瞬間的に大きな電気的負荷がかかってしまうとブレーカーも落ちてしまうと思いますが。

ですが、リチウム系統の20Aブレーカーが落ちてしまうと、手動で挙げなければいけないので、たとえ蓄電容量が100%近くあったとしても、20A以上の電気が流れると、ブレーカーが落ちてしまいますので、手動でブレーカーを復旧しない限り蓄電システムからの電気を流すことができなくなります。
そのひと手間(正確には、バッテリーの残量の確認が必要なので2手間)を惜しみ、すぐに商用に切り替えてしまうと、まだまだ蓄電した電気を使えるのにもったいなーい、、、、
ということになるのです。


これは、実際に使い始めると理解できるあるあるネタですが、
興味がある方は、頭の片隅にでも置いておくと、実際になんちゃってオフグリッドな暮らしをはじめたときに使える知識だと思います!


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