ポータブル蓄電システム「EB180」×冷蔵庫

ポータブル蓄電システム「EB180」を使って、冷蔵庫を動かしてみました。
各種スペックは下記に掲載しています。

先日江戸川区で起こった送電線のトラブルによる停電。
送電網に繋がっているリスクは、災害だけではありません。
信号機まで停電してしまい、交通機関も混乱したとのことです。
https://edogawa.goguynet.jp/2020/05/26/edogawakuteiden_m/

また、今朝、「震災対策技術展」事務局からこんなメールが。

● 岐阜と長野の県境で有感地震が136回発生
 今月19日、岐阜県飛騨地方と長野県中部の両県境を震源とする地震が相次ぎ、未明~午後
11時に計36回の有感地震(震度1以上)を記録。両県境を震源とする有感地震は、4月22日~
5月19日の間では、136回も確認されています。一連の地震による最大震度は、4月23日午後と
5月19日午後に岐阜県高山市で観測した震度4。地震予知連絡会会長の名古屋大学山岡教授に
よると、「北アルプスは隆起に伴う変形等で地震活動が活発になることがある」とのこと。
  同教授は「今後も最大で震度5弱程度の地震が起こり得る。建物が倒壊する揺れではないが、
落下物や崖崩れ、落石には注意が必要だ」と警戒を呼びかけています。
● 日本海溝・千島海溝で巨大地震が切迫の恐れ
内閣府の「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデル検討会」は、東北から北海道の太平
洋沖に延びる日本海溝・千島海溝でM9級の巨大地震が起きる可能性があるとの想定を公表。
今回、過去の津波で陸に運ばれた砂や土の津波堆積物が発見された位置やコンピューターに
よる模擬実験を踏まえ、巨大地震の震源や規模、津波の高さを推定。各海溝上にある十勝・
根室沖、三陸・日高沖の2つの震源域で、最大規模はそれぞれM9.3、M9.1になるとのこと。
また2つの震源域ともに前々回の地震・津波は12~13世紀、前回が17世紀で間隔は約300~
400年とみられ、前回から300年以上経過していることから巨大地震は「切迫している」と
検討会は警鐘を鳴らす。今後、内閣府は防災対策を練る作業部会を発足させ、20年度中に
案を示し、周辺住民の避難を促し被害を減らす対策が急務としています。


日本の至るところで大災害のリスクが高まっているようです。
特に夏は電力に頼らざるを得ない部分が多いので備えておきましょう!

【まとめ】
結果としては、約30時間動かすことができました。
冷蔵庫の年式や大きさなどによっても変わるので、使いたい冷蔵庫の消費電力を知っておくことはが、大事ですね!

また、はじめの4時間で1メモリ減少したので、単純計算20時間(メモリ5つ分)で停電になる計算になりますが、約30時間動いた要因としては以下の2点。
◯メモリの表示は、内蔵している蓄電池の電圧に紐付いています。蓄電池は電圧帯により実容量が違い、満充電に近い電圧帯の実容量は少なく、中間の電圧帯の実容量が大きくなります。したがって、同じ負荷をかけ続けたとしても、メモリが均等に減ることはありません。
◯家電製品の多くは、接続時に初動電力がかかります。言い換えれば立ち上がりにパワーを要するということです。映像でも接続時だけ128Wを計測しており、これが初動電力となります。これにより、消費する電力が大きくなるために1メモリ目の減りが早くなったというわけです。

ここ最近頻発する地震や、新型コロナウイルスの感染拡大、温暖化による強力な台風の発生増加及び大雨による水害の増加、大規模地震の発生リスクなどを抱えています。
特に夏場は、食材を守るための冷蔵庫や、熱中症対策のための冷房や扇風機など電気に頼らざるを得ない部分が多い季節です。
備えがなければ太刀打ちできませんので、災害時の対策など、今一度考えるきっかけになればと思います。

【各種スペック】
□ポータブル蓄電システム「EB180」
https://imacoco.energy/items/13/
□今回使用した冷蔵庫
SHARP ノンフロン冷凍冷蔵庫(2020年製)
SJ-PD28F-T
容量:280L(冷凍125L/冷蔵155L)
消費電力:333kWh/年
電動機の定格消費電力:85W
電熱装置の定格消費電力:130W

イマココ電力ウェブサイト
https://imacoco.energy/
アクティブデザイン株式会社
https://www.activedesign.jp/

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