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リモートワークの乗り越え方(環境編)

この記事は株式会社オプティマインドの2022アドベントカレンダーへのエントリー記事7日目として書かれました。


突然ですが、リモートワークはうまく機能していますか???

IT業界は他の業界に比べて格段にリモートワークしやすく、離れていても仕事をしやすい環境にあると思います。
が、だからと言ってIT人材が必ずしもリモートワークに適しているわけではない・・(向き不向きはあります


コロナ禍において圧倒的にリモートワークは増えたものの、コミュニケーションの観点ではハンデが多いと感じます。
やはり出社しなければ本来の仕事はできない!・・・???ですか???


リモートをハンデと感じる時

状況は様々なので必ずしも一つの答えがあるわけではありませんが、リモートワークでハンデに感じる部分がわりとあると思います。

・対面でこそ人は本当の意思疎通ができる
・表情が見えないとわからない
・Slackなどテキストでのコミュニケーションは補助ツール
・文字入力がめんどくさい
・会話の速度が対面の方が圧倒的に早い
・音が悪い、聞こえにくい

そう、リアルの良さを知っている人なら尚更なのです。
ここ数年でリモートワークから仕事を始めた人とは感覚が異なる可能性があることも頭に入れておきましょう。

今回はこれらを少しでも緩和するための方法を環境面から3つピックアップしてみます。

音声が大事

まずはこんな状況になっていないか確認
・PCのマイクなど無指向性で周囲の音を拾いやすい機器を使っている
 (もしくはマイクゲインが高すぎる)
・自分の音声がどのように聞こえているか確認したことがない
・会議室用のマイクを使っている

リモートワークにおいて音声環境はとても大事です。
見えないもが見えるようになることはありませんが感じ取ることはできるようになります。 マイクはせめて1万円程度の単一指向性タイプのものを使うようにしてみましょう。 圧倒的に音質が良くなって(クリアではっきり)相手が聞き取りやすくなります。(リアルに近づく)
周囲の音を拾う会議室用のスピーカーもリモートでは聞き取りにくいです。 便利で場の雰囲気も伝わって良さそうなのですが・・言葉を聞き取るという意味では座っている場所(マイクまでの距離)にも左右されるので聞いている側にとっては良いものではありません。


まずはチームメンバーと雑談がてら音声(音質)のチェックをしてもらいましょう。 思ったより周りの音を拾っていたり、ノイズが入っていたり、あるいは無駄に声が大きいかもしれません。 聞こえてるから大丈夫よーと言われてそのままになっていることが多いので、時々設定含めて見直しすることをお勧めします。


いつもそこにいる感の演出

一人で黙々と仕事することがリモートワークの醍醐味だと思っている人もいるかと思いますが、仕事をチームで行なっている人にとっては孤立することが不安要素になります。 常に会話できる状態、気軽に話しかけられる状態にしておくことで精神的にも安心できます。

DiscordなどにマイクOFFでつながっておくと、話しかけたい時だけマイクONですぐに声をかけられます。 チャットと併用でリアルタイムな会話も速度が落ちません。


半二重通信からの脱却

どういうわけかトランシーバーやアマチュア無線のように、話す時だけ話す人がマイクONしてその他はOFFにしているという状況があります。
時代はもうちょっと進化しているので会話する時は常にマイクONで大丈夫です。
マイクON-OFFの切り替えのラグが会話のテンポを非常に悪くします。

一人の人が長く話して、他は聞いていることがメインであれば別ですが、会話や議論が前提(もしくは少人数)であれば即応性を重視したいです。

もちろん会話の内容や状況によるところはありますし、バックの音が入らないように配慮する必要はあるのでOFFにせざるを得ないことはありますが、相槌や笑い声など相手の話に対するリアクションを伝えるためにもできるだけミーティング中はONにしておくことをお勧めします。


さいごに

環境面の対策や配慮でリモートワークはずいぶんストレスが減ります。 テキストベースのコミュニケーションも工夫していくことでリアルと遜色ない感覚で仕事ができるようになります。

もちろんリアルの良さはあるので、良い方に倒すのではなくネガティブに感じる部分を減らして双方遜色ないやり取りができるようにしていきましょう。 完全にシームレスになった時がリモートワークが最大限効果を発揮している時だと思います。

こんな時代だからこそ、さまざまな道具を活用してもっとコミュニケーションについて模索していけるといいですね!


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