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コーヒーとワイン (2019.02.02)

スターバックスでリザーブコーヒーを飲んだ。全体的にすっきりとしていて後味にグレープフルーツの風味を感じる、なかなかの逸品だ。親切なお姉さんが素敵なカードまで付けてくれた。

スターバックスで(通常の)コーヒーを頼むと、抽出済みの、サーバで保温しているものが提供される。このため、煮詰まった風味を感じることもある。個人的にはコンビニの100円コーヒーの方が断然美味しい。

しかし、リザーブコーヒーを頼むと、クローバーという専用のマシンで注文を受けてから1杯ずつ淹れて貰える。豆も選りすぐりのものが使われるので、味や香りの違いは歴然だ。値段は倍以上するが、これだからたまに飲みたくなってしまう。

コーヒーはワインの理解を深めるのにも役立つ。ワインの香りを表現するとき、コーヒーやモカと言った単語を用いることがある。実際「ルネデュヴァン」のような香りのトレーニングキットを買うと、コーヒーの香りが含まれている。

上質なコーヒーほど複雑な香りを呈す。柑橘系やベリー系等の馥郁とした香りが幾層にも重なり、コーヒーに複雑さと奥行きを与える。私はこのような逸品に巡り合うと、ワインで実現するにはどうしたら良いか?などど、自由に発想してしまう。

なお、ワインとコーヒーの関係は双方向で、コーヒーの風味を表現する際に赤ワインに例えられることもある。また、近年はワインの製法がコーヒー豆の処理に適用され注目を集めている。バリスタ選手権の優勝者がその豆を用いたからだ。これについては、いずれ別の機会で触れよう。私も念願叶って漸く手に入れることが出来たのだ。

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