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7月のマリアージュ シーフード×アルバリーニョ

七夕ですね!あっという間に上半期が過ぎました!
この上半期に初めて飲んで、特に印象に残った日本ワインが2つあります。
そのうち1つはココ・ファーム・ワイナリーの「山のカンタータ」。

▼「山のカンタータ」は先日ご紹介しましたね。

2つ目が「ウッディファーム&ワイナリー」の「アルバリーニョ」です。

ウッディファーム&ワイナリー アルバリーニョ

「ウッディファーム&ワイナリー」は、山形県上山市にあります。
山形県は果物が美味しくてワイナリーも多い県ですね。

ウッディファーム&ワイナリー アルバリーニョ 2020

当初、このキュートな雰囲気のラベルから、「若手ワイナリーだな」と勝手に思い込み、試すのを後回しにしていました。
ところが、お店でこのワイナリーの「アルバリーニョ」を発見!
その場で公式HPを調べてみると美味しそうなコメント♪♪(今回検索したところヒットせず。完売したからですかね。)
また、このタイミングで果樹園としての実績が40年オーバーと長いこともわかりました。(気づくの遅いw)
ワインのファーストリリースは2014年ですが、1977年からワイン用のブドウを栽培していたそうです。

「アルバリーニョ」は私が好きな品種で、ミネラルと酸味があって、香りも華やか♪
カーブドッチ(新潟市)の醸造家の掛川さんなどが、力を入られている品種でもあります。
ということで、初めて「ウッディファーム&ワイナリー」のワイン購入して飲んでみたのが2月末頃。果実味がしっかりしていて、グレープフルーツのような酸味もあり、飲み応えがありました♪
エビチリ、アンチョビ春きゃべつ炒めなどに合わせたところ、とても美味しくいただけました。
更に「これは夏頃に飲むとよりよいのでは?!」と思いました。

梅雨も明けた7月、再びウッディファーム&ワイナリーの「アルバリーニョ」をリピートしてみることに!
このワインに合わせるのは、鯖のカポナータ=「サバナータ」byPATAさん!

このサバナータの詳しいレシピは、ケイチェルおじ様の記事をご参照ください!
ケイチェルおじ様は、カポナータにレモンバターパスタと合わせられていて、とっても美味しそう~♪♪
ということで、今回、ワインに合わせるために工夫したことが、「酸味」と「塩味」をプラス!!
カポナータは、ラタトゥイユのような野菜の煮込みです。
あまり塩は入れず、素材を活かした優しめの味です。
このままだと、優しく寄り添ってくれるものの、ワインにマリアージュ!になりません。
そこで、塩味のあるグリーンオリーブを添えて、レモンを絞りました。

よく冷やした鯖のカポナータ、サバナータ

アルコール類は塩味の効いたツマミが合います。
更に、鯖の青魚の匂いをレモンの香りで爽やかに。
このひと手間でより美味しくなりました~♪
ワインは、アプリコットや黄桃の香り、果実味が凝縮されたジューシー感、ミネラルと酸味もあり、軽快さもコクもあります。
爽やかなトロピカル感があって、夏野菜にも鯖にも良くも合いました~!

アルバリーニョは「海のワイン」と言われ、シーフードとの相性の良さに定評があります。
原産地のスペインではスパイシーな「タコのガリシア風」などに合わせられています。

今回、ウッディファーム&ワイナリーのアルバリーニョを「鰻」や「穴子」にも合わせたところバッチリでした。甘辛いタレや鰻や穴子の脂に負けないコクと爽やかさがあります。
2月に合わせた「エビチリ」や「牡蠣」もいけました。
青魚から鰻、甲殻類に牡蠣やタコもいけたら、シーフードオールOKです!

ということで、大好きな「海のワイン」アルバリーニョは、梅雨明けした7月のシーフード料理におススメです!!

ちなみに、今回のワインは「山のカンタータ」でご紹介した品種の「プティ・マンサン」が13%ブレンドされています。
アルバリーニョは酸味のある品種ですが、この2020年は天候に恵まれて糖度があがり酸味が少なかったので、酸味を補うために晩熟系の「プティ・マンサン」をブレンドして立体感を出したそうです。
このワインでも、日本産「プティ・マンサン」の底力が感じられます。

今回もお読みいただきありがとうございました!

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