見出し画像

9月のマリアージュ 秋刀魚×ピノ・ノワール

秋がはじまりましたね。ショウコです。

夏は白やロゼが多かったですが、秋は赤ワインが飲みたくなります。
赤ワインのシーズンの始まりは、まだ夏の食材も食卓にのぼるし、少し軽めの赤がいいです。そんなときにオススメなのが、ピノ・ノワール!

ピノ・ノワールは、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローと比べて冷涼なブルゴーニュ地域で栽培されている品種で、やや軽めのワインが多いです。

というわけで、9月のマリアージュはピノ・ノワールと秋刀魚です!

魚に赤ワイン?と思われるかもしれませんが、意外と合うんですよ!
マグロと赤ワインが合うのは比較的知られるようになってきたと思います。でも、イワシや秋刀魚などの青魚と赤ワインは合わないと思われる方は、多いのではないでしょうか。

以前、イタリアの海沿いのエリアで作られた赤ワインとイワシの料理が合いますよと、シェフにオススメされて試したところ、本当にばっちり合いました!
また、赤ワインと新鮮な肝を使って焼いた秋刀魚も合いました。(←4年くらい前でウロ覚え)
今年、秋刀魚はまだ高いようですが、合わせてみたいと思っています。

秋刀魚はシンプルに塩焼きも美味しいですが、私は秋刀魚を3枚におろして、軽く塩と小麦粉をふってフライパンで焼き、仕上げにラー油を少したらした、ピリ辛な秋刀魚が好物です。

この仕上げのラー油をバルサミコ酢とか黒酢にしたら、洋風な蒲焼きのようになるのではないかと、そして、軽めの赤ワインにも合うのではないかと妄想中!

タイトルの写真の3本のワインはいずれもピノ・ノワールです。9月は誕生月なのに、緊急事態宣言が解除されないので、家飲みワインを注文しました!いずれも、初挑戦で期待大な日本ワインです!特にカーブドッチは海沿いのエリアのワイナリーなので、秋刀魚にも合いそうです。特に、動物シリーズの「ふらみんご」が良さそう~。

タイトル写真の左から↓
■高畠ワイナリー 高畠ゾディアック ピノノワール 2018
■カーブドッチ Bijou ピノノワール 2017
■カーブドッチ ふらみんご ピノノワール 2019

次の連休に、ゆっくり試せたらいいなと思っていますが、脂の乗った秋刀魚が安く手に入るようになるのは10月になる頃かもです。

日本ワインと秋刀魚のマリアージュ、うまくいったら、また書きます!

・・・と、ここまで書いて、写真がなくて本文がややさみしいので余談をもう少し。

昨年の誕生日ディナーでは、レストランでアルコール提供が可能でした。
近所のアットホームなフレンチで、ピノ・ノワールの赤ワインに、鰻と栗のリゾットと、新潟県産の鴨のグリルをいただきました。ブルゴーニュのピノ・ノワールに鰻や鴨がとても良く合いました。フランスでも鰻に赤ワインを合わせるようですね。

画像2

画像1

ちなみに、ピノ・ノワールはピノ種のノワール=黒ブドウという意味です。ピノ種の藤色のブドウがピノ・グリ(=グレー)、ピノ種のマスカット色のブドウがピノ・ブラン(=白)です。

ドイツでは、ピノ・ノワールは「シュペートブルグンダー」と呼ばれています。「シュペート=遅い」+「ブルグンダー=ブルゴーニュ地域」で、ブルゴーニュ地域からきた、収穫時期の遅い品種という意味だそうです。グラウ(=グレー)ブルグンダーがピノ・グリ、ヴァイス(=白)ブルグンダーがピノ・ブランです。

ワインエキスパートの勉強をしていたとき、ピノ・ノワールとシュペートブルグンダーが同じ品種(シノムニ)を示すことを、最初は覚えられなかったのですが、上記のように、「遅いブルゴーニュ=シュペートブルグンダー」と覚えたら、グラウブルグンダーとヴァイスブルグンダーもすんなり覚えられました。

今回もお読みいただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?