フランシス・フォード・コッポラ監督の密かな愛 “ ゾエトロープ ”
弊社のK氏、渾身の投稿「ゾエトロープ」に関して・・・
K氏のコッポラに対する愛情をヒシヒシと感じる投稿です。
編集者自身、あの独特なエチケットに関して、そこまで深い造詣がなかったので非常に勉強になりましたw
コッポラ監督のこだわりと愛情を窺い知れる、興味深い内容です。
是非ご一読ください!!
先日、山の日に(こんな祝日いつできた?)
家族で近所のスーパーへ視察!?に。
お店に入ると、”くるくる回してイラストを動かそう!”と題された、子供向け図工キットを無料で配布していました。
勿論、入酒(手)しましたw
早速自宅に戻り開封すると、何とゾエトロープ作成キットでした。
子供達、早速作業開始します。
これでようやく夏休みの図工プレッシャーから、精神的に解放されると思ったのでしょう。珍しくニコニコしながら、黙々と作業しています。
※下の画像に写りこんだ飲み物は私の愛飲ドリンクです、あしからず↓↓↓↓↓↓
子供達にゾエトロープ(以下Z.R.)製作キットを無料配布とは、担当者の熱いZ.R.愛を感じます。全国展開の最大手スーパーですから、一体何部配ったのでしょうか。
ゾエトロープは日本語では、回転覗き絵(ちょっと怪しい)と言います。
映画の起源とされています。
皆が授業中に熱中した、教科書の隅っこに描いたパラパラ漫画の発展形の様な機材です(1枚目の画像)
弊社でゾエトロープと言えば、やはりフランシス・フォード・コッポラ監督でしょう。
代表作は『ゴッド・ファーザー』3部作。
アカデミー賞のべ24部門ノミネート、9部門で受賞。
全3作すべてが作品賞ノミネート(ⅠとⅡが受賞)。
ただ悲しい事に、今の日本の若者達は、彼がこんなに輝かしい経歴の持ち主にも関わらず、ほとんど知りません。
合同試飲会でも、オバサン・オジサン達があのコッポラ監督所有のワイナリーのワインです!と若者達に自信満々に説明しても、苦笑+??の表情で明らかに困惑しています。
何とかしたいですねと、オバサン・オジサン達はたまに話しています。
彼のゾエトロープ愛は熱烈です。
ワイナリーには、彼自身のコレクションが展示されています。
ディレクターズ・カット ピノ・ノワール等のラベルの原画も発見できます。因みにディレクターズ・カットのキャップ・シールは、ゾエトロープの筒の部分を模しています。
1979年にジョージ・ルーカスと一緒に設立した映画製作スタジオには『アメリカン・ゾエトロープ社』と名付けました。
また彼は、短編小説誌『ゾエトロープ』を創刊し全米の文学界に、短編小説ブームを巻き起こしています。日本では、角川書店から酒(出)版されていますw
サンフランシスコのダウンタウンには、『カフェ・ゾエトロープ』という名のイタリアン・レストラン/ワイン・バーも経営しています。
もう、ゾエトロープに対して“溺愛”・“フェチ”ですね。
先程ちょっと触れましたが、このゾエトロープがラベルになっているワインが・・・
『フランシス・コッポラ・ディレクターズ・カット・シリーズ』です。
https://www.wineinstyle.co.jp/winery/winery_detail.cfm...
ソノマの銘醸地の実力を十分に発揮したワインの数々です。
取扱い開始から約15年。本当にロングランヒットのワインです。
実際にボトルを手に取って、くるくる回すと絵が動いているように見えて楽しいですよぉ~