オリンピック・パラリンピックを見てのこと
オリンピック・パラリンピックが開催され、その最中でもこれほど賛否が別れているのは不思議に思う。そりゃね、コロナがこれだけ増えていることの反応なのかもしれないが。それは置いといて、競技自体、選手の活躍をみて、あえて攻撃したい人以外、マイナスに思う人はいないだろう。あれだけ開催反対していた有名政治家、マスコミも感動したとのコメントを出しているわけだし。
選手のひたむきさを見ると、メダルの獲得関係なく、人種関係なく、なんも関係なく、心を動かされる。そこには、「純粋さ」があるから。高校野球にファンが多いのもそこだと思う。オリンピックには、ドーピングやらがあるから、感動しきれないこともあるけど。そこは置いておいて。
昔から人は、特に日本人は、混じりけのない、ひたむきな姿、ただありのままのものが好きなんだろうなと思う。不純物が多い、欲にまみれ、上っ面だけのものを胡散臭く思うのは当然のこと。でも、SNSにあるように世に広まっているものは、不純物が多く(加工等)、上っ面(投稿内容見ていると)だけなのに、みんな好きだし、魅力を感じている。政治家も、芸能人も、コメンテーターに対しても、ひたむきに頑張って訴えている専門家より、信頼をあつめている。
見る側・受け取る側の力が試されている時代なんだろうなと思う。本質を見抜く力、知識より見識。ネットには落ちていない、生きるうえで集まる経験。
そんなことを考えながら、今日もパラリンピックを応援する。民放には放送がほとんど(全く?)ないのは、オリンピック精神に反していない?と世の中の矛盾を感じつつも。
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