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SANDBOXでゲーム制作を体験

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。

Sandboxでゲーム制作を体験

今月は、「実際に手を動かしてみる」をテーマに活動しています。メタストアについてはまだ研究中で、出店のイメージを固めている感じですが、今回また新たな挑戦をしてみました。

実はもう大分昔にデジタルハリウッドでWEBクリエイター講座を受講していたことがあります。まだ1体のジェット機の3Dレンダリングに一晩掛かっていたような時代でした。せっかく半年かけて勉強したものの、諸般の事情もあってその後クリエイターの道に進むことはなかったのですが、今回こんなイベントがあったので久し振りに行ってみました。

「駆け出しクリエイターのためのメタバース講座」

半日くらいの講座で、午前中はVoxEditというソフトを使って「The Sandobox」というブロックチェーン・ゲームのアセットを制作する講座、午後はGameMakerというソフトを使って、実際に簡単なゲームを制作する講座です。

The Sandboxとは

The Sandboxとは、ブロックチェーンを基盤とした、ユーザー主導のゲームプラットフォームです。LANDと呼ばれるメタバース上の空間の中に、自分の作成したゲームやキャラクター、サービスを作ることが出来ます。現在、11月1日までシーズン3として無料でプレイすることが可能です。

このゲームでは、自分でボクセルアバターを作ったり、ビルや武器などを自作出来るツールがついており、それがVoxEditというものになります。ボクセル(積み木のようなもの)を組み合わせて作るので、自分の好きな色な形を組み上げることが出来ます。制作したもの(アセット)を、ゲーム内のマーケとプレイスで売買することも可能です。

似たようなゲームではマインクラフトが有名ですが、実は私はSandBoxもマイクラもやったことがなく、いまひとつイメージが掴めないまま講座の臨みました。

VoxEditでアセットを作ってみる

参加者は高校生からシニアまでと幅広い年齢層。すでにアセットを売買しているようなベテランから、アセットって?という初心者まで様々な人が参加。講師陣は現役のクリエイターさん(しかも複業率高し!)なので、実践的なノウハウから裏技まで、サクサクと教えてくれます。
実際の画面はこんな感じです。


ところが開始15分で問題発生!事前に家で動作確認はしていたものの、会場でソフトを立ち上げようとしたところ、フリーズの嵐・・・。なんと持参したノートPCではスペック不足だったのです。急遽、PCをお借りして、簡単なペンシル型の剣を作りました。残念ながらお借りしたPCで制作したので画像は無し。但し、比較的直観的な操作で簡単にアセットは作ることが出来ることがわかりました。ここで大事なのはやはりデザインセンス。色や陰影のつけ方、装飾など、それぞれ個性が出ます。マーケットプレイスをのぞくと、ビックリするような凝ったデザインのアセットがNFT化され売買されているのがわかります。

Game Makerでゲームを作ってみる

午後はGame MakerというSandbox内の3Dゲーム制作ツールを使って、簡単なゲーム制作を行いました。
いきなりゲーム?!無理かも・・・と思っていたのですが、実際にやってみるとコーディング不要で、アセットを作るよりもゲームを作る方が個人的に楽しかったです。というのは、初心者が「楽しい!」と思えるくらいに簡単にゲームが作れるから。実は午後もwifiの調子が悪く、その場ではレクチャーを聞くのが中心となってしまったのですが、帰宅してから実際にやってみたところ、1時間もかからずに土台となるLANDの環境を設定し、敵キャラを設定したり、クリア基準を設定したりして、簡単なゲームを仕上げることが出来ました。これはハマります。

初めて作ったゲーム!

オオカミを倒す、という単純なゲームですが、キャラクターにどんな役割をさせたいか(例えば敵キャラなど)を、あらかじめ設定されたプリセットから選ぶので、工夫次第で色々と面白いことが出来ると思います。

今回学んだ一番重要なことは「PCのスペックは大事!」。特にGameMakerの場合は、先を読みながら作っていくので、動きが鈍いと手が止まってしまいます。ということで、近いうちにPCを新調しようと思います。

GameMakerは、まだ日本でやっている人は少ないとのことで、これからゲーム制作に取り組もうという人には絶対お薦め、とのことでした。報酬が貰えるイベントも開催されているということですので、ぜひぜひ試してみてください!

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