『コーヒートーク』〜夜の喫茶店で紡がれる癒しのアドベンチャー〜【インディーゲーム紹介】
この記事は筆者がNintendo Switch『コーヒートーク』をプレイした感想について書かれています。夜だけ開く小さなカフェで繰り広げられる、少し不思議な物語に癒されました。
【ゲームの概要】
(以下、個人の感想です。作者の意図とは異なる可能性がありますので、予めご了承ください。)
【このゲームをおすすめしたい人】
☆ 夜中の喫茶店の雰囲気が好きな人
☆ 漫画『BASTERS』のような、多種族ヒューマンドラマが好きな人
☆ 長時間ゲームの時間は取れないけど、エンディングまで遊びたい方
プレイ時間目安:4〜8時間程度
【筆者雑感その1】
ゲームの舞台は、夜だけ営業している小さな喫茶店のカウンター席。
プレイヤーはマスターとしてカウンター越しに、毎晩やってくるお客達の繰り広げる会話を相槌を打ちながら眺めるのみです。
これだけではただの分岐のないノベルゲームです。
それではどうやってインタラクティブなゲーム体験を提供するのか?
カフェに来るお客に出すコーヒーが、物語の行く末を左右します。
いくつかの材料を組み合わせて、バリエーション豊かなコーヒーを提供することが出来、リクエスト通りのメニューを出すもよし、プレイヤー自身が出したい一杯を作ることも出来ます。
壮大なマップやリアルなグラフィックだけがゲームの面白さだけではないと再認識させてくれるゲームでした。
本作の類似作品として、2016年にリリースされた『VA-11 Hall-A(ヴァルハラ)』があり、こちらは近未来を舞台としたバーテンダーが主人公のアドベンチャーゲームです。
こちらもプレイした際には是非、紹介記事を書かせていただきたいと思います。
【筆者雑感その2】
このゲームはインドネシアのゲーム会社である”Toge Productions”が手掛けた作品です。
物語の舞台は現代のシアトルですが、設定やちょっとした小物がどことなく東南アジアの雰囲気を感じさせます。
以前インドネシアのタクシー運転手から聞いた話で、
その考察が正しいかどうかはともかく、妙に納得したのを覚えています。
このゲームをして癒された気持ちになったのは、そんなお国がらも影響しているのかなと思います。
【その他ゲーム情報】
続編の発売が待たれる中での突然の訃報でしたが、開発自体は継続されているとのこと。
2022年発売予定ですが、焦らず、のんびり、待ちたいと思います。
刺さる人には刺さる、そんなインディーゲームが大好きです。
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