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『いけにえと雪のセツナ』〜”こういうのが欲しい”そのままのRPG〜【おすすめゲーム紹介】

この記事は筆者がNintendo Switch『いけにえと雪のセツナ』をプレイした感想について書かれています。
心落ち着くBGMと適度な難易度の戦闘、そして切ない物語に没入できました。

【ゲームの概要】

あの頃、みんなRPGに夢中だった。
とりもどそう、ボクたちのRPG――。

いけにえと雪のセツナ ダウンロード版 - マイニンテンドーストア


(以下、個人の感想です。開発会社の意図とは異なる可能性がありますので、予めご了承ください。)

【このゲームをおすすめしたい人】

☆ 90年代RPGのような、コマンド選択型のバトルシステムが好きな方

☆ ポケモンDPの216番道路のような、雪景色のフィールドが好きな方

☆ 比較的コンパクトにRPGを楽しみたい方
  プレイ時間目安:15〜20時間程度(メインストーリークリアまで)

【筆者雑感その1】

公式のキャッチフレーズでも書かれている通り、このゲームは1990年代のRPGへの回帰が1つのテーマになっています。
正直、年齢的にはスーパーファミコンの世代ではないのですが、
それでも
「昔のゲームってこんな雰囲気だったよね」
という感覚は非常に共感できる部分がありました。

コマンド選択型のバトルシステムは新鮮さこそないものの、戦略を考える余地や、程よいボス戦の難易度による緊張感がありかなり楽しめました。

多方面で評価を得ている美しいBGMはもちろんのこと、比較的コンパクトなボリュームのシナリオも、余韻を残すという点では成功だったのではないかと感じます。
(なかなか時間の取れない社会人になった今では、比較的短い時間でエンディングまで楽しめるのは、長所でもあると考えています)

【筆者雑感その2】

RPGやゲームにおいて倒されるべき相手、”魔物”や”モンスター”とは一体なんなのか? どこから来て、なぜ人間と対立しているのか?
様々なゲームで語られ尽くされたテーマではありますが、本作も物語の重要な要素として登場します。

王道RPGのアンチテーゼ的なRPGも数多く出ており、これらの中から名作と言われる作品も生まれています。

一方で、王道RPGのオマージュである本作でも、この問いに王道RPGとして1つの答えを出しています。プレイされる際には是非この点にも注意してプレイしてもらえると嬉しいです。

【その他ゲーム情報】

本作は「Project SETSUNA(プロジェクト・セツナ)」第1作として、スクウェア・エニックスが新設した開発スタジオ「Tokyo RPG Factory」によって開発されたゲームです。

プロジェクトの2作目として『ロストスフィア』もリリースされており、こちらもいつかプレイしてみたいと思います。


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