『われらの時代 男だけの世界』ヘミングウェイ
ヘミングウェイは、20世紀のアメリカの偉大な作家です。
代表作の『日はまた昇る』や『武器よさらば』を読んだことはあるのですが、短編作品を集めた本作は初めて手に取りました。ヘミングウェイの初期の作品の1つになります。
村上春樹さんの短編集『女のいない男たち』の1冊では、タイトルも似ていることから『われらの時代 男だけの世界』について言及されています。
この本は、31の短編小説が収録されていますが、同じ主人公が何度も登場したりします。特に、ニック・キャラウェイという青年を主人公にした数々の短編は、ヘミングウェイの名短編とも言われていたり村上さんが評価されていたりするように、いい小説でした。
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