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終わりのある仕事に憧れるエンジニア

もう午前4時。何をしているのだろうか。

早寝早起きをしないと人間のパフォーマンスが落ちることは分かっているが、昼寝をしたせいか眠れない。むしろ興奮状態である。

深夜、静かな時間が流れていくのは嫌いじゃないがついつい鬱になりそうなことを考えてしまうのが問題でもある。

ということで(?)、「憧れ」について語ろう。


終わりがある仕事に憧れる

過去の記事でも書いたことがあると思うがどの記事だったかもう探せないので改めて。
「終わりのある仕事がいいぞ」という話である。

逆に終わりのない仕事ってなんだと思う?というとnoteの更新もそうだと思う。続けることが仕事みたいなね。ラーメン屋とかも毎日やっていたら終わりがない。てか、終わったら困る。とはいえ、1日単位で終わるから終わりがあるとも言える。 バイトも時間がくれば終わる。昔とある大手スーパーでバイトをしていたこともあったが、時間がくれば終わると言うのは嬉しかった。

それから、社会人になりプログラマになると時間がきても終わらない仕事をやるようになる。これが辛かった。というか、終わる終わらない以前に仕事が進まないという状態になったことがある。Oracleというデータベースのインストールを任されたのだが使ったことがないデータベースだったから意味がわからなかった。英語で書かれた仕様書、(厚さは電話帳ぐらいある)を渡されて、パソコンにインストールしてくれと言われた。そんなの専門外なのだが、やれと言われたらやるしか無いのだ。結局三日ぐらい何も進まずに、その仕事はやらなくて良いことになった。という経験がある。
三日間、朝9時ぐらいに会社に行って、午後6時ぐらいだっただろうか。帰宅する。その時間何1つ仕事が進まない恐怖。そしてそのまま翌日また同じことが繰り返される。怖くね? エンジニアはそういうことがたまにある。サーバーが動かないとかね。一人じゃなければ先輩がどうにかしてくれたりもするのだが、完全に一人に丸投げされると困るのだ。まあ今だともう少し簡単に何もかもできるようになっていると思うしネットで調べても情報が出てくるとは思うんだけどね。当時はまだOracleを使っている人があまりいなかったと思う。


絵描き

絵描きに憧れる。それは1枚絵を描けば次の作品に行けるからだ。
自由に好きな絵を描けば良いというわけでもないのだろうけれど、とにかく「完成」がある。そして、アイデアを直ぐに実行できるのもいい。
これがゲーム開発だったら「完成」までに時間が掛かる。それは大変だ。長距離より短距離で仕事を終えたい。途中で「これくそげーじゃね?」とおもって作るのをやめるかもしれない。だから、完成が早い方がいいと個人的には思っている。

そういう意味で、絵はいいな。絵師は素晴らしいなと。AIがお絵かきをやりだしている時代に言っているのだからたちが悪い。


小説家、作曲家

小説家も作曲家も終わりがあっていいなと思う。歌手は、どうなんだろうな。終わりがあるようでない気がする。ずっと歌わないといけないからね。作曲は完成がある。小説も完成がある。私はやはり完成があるものが好きみたいだ。

洗車、掃除、草むしり

私が嫌いな仕事は、この3つかもしれない。
その瞬間は終わるけれど、まだ時間が経つと元に戻るのが辛い。
草とかね。無限に生えてくる。ということは、無限に草を除去しなければならない。「草むしりをするために生まれてきたのか?」と思うぐらい絶望する。掃除も、いくら掃除機があるとはいえ、めんどくさい。一生きれいなままの部屋にはならないものか? ルンバを買えばいいのだろうか? 階段も掃除してくれるんだっけ? 

打ち上げ

終わりのない仕事に打ち上げはないのかもしれない。ラーメン屋が毎日仕事おわりに打ち上げをしているとは思えない。忘年会はあるだろうけれど。

私は打ち上げがしたいのかもしれない。映画でも作って、完成させてみんなで見る。そして、打ち上げをするのだ。「ここまでよくやった」とスタッフと笑顔で雑談したい。そのために映画を作ろうなんてイカれたことはしないのだがw


無限と戦いたくない

世の中には草むしりみたいな仕事が山ほどある。
アプリのサーバーの管理もそうかもしれない。24時間稼働していて当たり前の時代。何かエラーがでたら直す必要があるだろう。メンテナンスは大変かもしれない。監視する仕事もだるい。時間がくれば終わるが、また時間がくれば始まる。それが無限なのだ。

だから「完成」がある仕事がしたいと思う。
ゴールがなければ頑張れない。
note初心者の方は100個記事を書くというゴールを作ってみたらいい。
とりあえずなんでも100個。100個書くまではやめない。そうやってゴールがないものは自分で設定するとモチベが保てるかもしれない。


続ける仕事は旅行に行きにくい

私が完成のある仕事を求めているのは、自由になれるタイミングがあるからだ。毎日ラーメンを作らないと生活できないとなると遊びに行くタイミングが難しい。でも、完成がある仕事ならしっかり休める。
3年ぐらい掛けて映画を作って、1年ぐらいのんびりして、また3年ぐらい掛けて映画を作る。大人でもこうやれば夏休みは作れるのだ。

まとめ

といういうことで、天職が見つからないと思っている方がいたら、なにかの参考になれば。世の中には「完成がある仕事」と「続けるのが仕事」というのがある。
毎日同じようなことをしていた方が安心するなら続ける仕事がいいかもしれないが、飽き性だったりするなら完成のある仕事を選ぶといいだろう。

なぜ、私は絵師とか漫画家にならなかったのだろうか。
根本的なところで馬鹿なんだと思う。と深夜だからといって自分を下げるような言葉を使わない方がいい。私は天才であり最強なのだ。

もちろん世の中はそんなシンプルにはできていないと思う。
完成とか続けるとかそういうのが曖昧な仕事もたくさんあるだろう。
でもまあ、見方の1つとしては有りじゃなんじゃないか。