30歳を迎えた「心境の変化」と、これまで学んだ「人生の真髄」について綴っていきます。
毎度おなじみ、Wind.でございます。
おかげさまで、30歳になることができました。「もう」なのか「まだ」なのか、どちらともいえない感じがしますね〜。
今回は、これまでの僕自身の30年間を振り返って「人生はこうなんだ」を認めていきます。
今を生きる皆さんに広く伝えていければ幸いです。
「20代にやり残したこと」を実践してみて・・・
僕は東京で生まれ、横浜→福島→栃木→静岡と移り住んできました。
静岡の浜松には20歳で移ってきたので、20代のほとんどを浜松で過ごしてきたことになります。
●29歳になりましたが、20代にしておきたいことがあと2つ残っています。/かぜさいと
↑昨年、29歳の誕生日にこういったことを考えていました。この1年間しておきたかったことの1つが「時間とお金の管理を学ぶ」もう1つは「死ぬほどの恋をする」ことです。
時間とお金の管理についてですが、散財はだいぶ減ってきたと思います。もちろんこの1年間もたまに旅行していてそれなりのお金を使いましたが、それらはほとんどが「意味のある投資」でした。
死ぬほどではありませんでしたが「恋」もしてみました。その想いが相手に伝わったかどうかは分かりません。それどころか「恋とは結局何なのか?」ということです。
独り身であることは変わりませんが、現時点での状態を「良いこと」だと受け止めています。やっぱり誰かと繋がる・誰かと人生を歩むポイントは運よりも「タイミング」なんですよね。
30歳になった瞬間何が変わるのか?
結論からいうと、変わりません。
18歳になったらレンタル屋の「のれんを潜れるようになる」とか、20歳になったら「お酒が飲める」とかという持てる権利がないからです。
30歳になるとできることの代表例として、参議院選挙に立候補できるようになります(被選挙権)。
ん?それって死ぬまで使うことはないだろうなぁ。だから変化は無いんですよ。
誕生日は「親」に感謝する日です。
25歳を過ぎたあたりから、誕生日に対する考え方が変わりました。
誕生日になったら何よりも「親父とおふくろに感謝」することを実践しています。両親がいなかったら僕はいないのですから。みんなだってそうでしょ?
「そもそも自分の生まれた日に一番大変な思いをしたのは自分の母親でしょう。だから私は自分の誕生日には何があっても自分を生んでくれた母親に、感謝を込めて精一杯尽くすことにしているんです。その恩を忘れて友人とパーティーなんか開いている人の気が知れないし、そういう感性しか持ち合わせていない人とは付き合いたくありませんね」
今は亡き映画評論家の淀川長治さんの教えが、僕の胸にグッと突き刺さっています。
モノよりコト・気持ちが大きなプレゼントだ。
誕生日でモノを貰うことについて年々嬉しくなくなってきました。
なぜなら、欲しいモノは自分で用意できるようになったからです。
「モノ」で何かを誇示する時代は既に終わっています。
例えば「プレゼント」という言葉から大多数の人々が連想するのは「形の見えるモノ」でしょう。
それ以外で「あなたの誕生日だからあなたのためにピアノを演奏したい」というのは「モノ」ではありませんが、立派なプレゼントだということに疑いありません。
「モノ」や「コト」のウラには「気持ち」が含まれています。
もし僕が誰かから「宝石」を貰ったとしても「高いモノを贈れば喜ぶだろう」という浅はかな考えが見えてしまった時点で受け取りたくはありませんし、もらったとしてもすぐ売っちゃいますよ!
反対に、僕が誰かに「モノ」をあげるとしてもそこに「気持ち」がこめることができるかを考えています。逆に気持ちを込めることができなければ、モノを渡したり贈ったりはしません。
僕は、「コト」がプレゼントであってもいいと思うし、何かをしたい「気持ち」もプレゼントになると思います。むしろそちらの方が嬉しいです。なぜなら唯一無二だから。
「所有」は損・「共有」して得していこう!
モノは「買う・売る」よりも「貸す・借りる」「もらう・あげる」時代です。移り住んできた一軒家も「買った」のではなく「借りた」のです。さらに他の人がそこに滞在してくれればこの上ない。
食べ物も自分で作り、人におすそわけし、人からおすそわけしてもらう。結果「共有」をベースとして暮らしが成り立ち、コストも減っていきます。
この精神で突き進んでいった結果、私はクルマ(ホンダ・オデッセイ)を知り合いからもらい、バイクも数千円で手にいれました。
「お金なんて、ちょっとあればいいのよ」とYUIが歌っていたことは間違っていませんでしたね。
人のために生きることが、自分のために繋がる
これまで自分だけがやりたいことをとことんやった結果、いい思いをすることができました。
欲しい「モノ」もたくさん手に入れましたし、最高の環境で過ごしています。
僕はこの先も頑張っていける自信があります。将来奥さんと子どもができたとしても面倒見ていく自信がありますし、近所の人が困っていたらドンドン救っていきたい気持ちで満ちあふれています。
人のために生きるのは窮屈な感じがしますが、行動を積み重ねた結果自分自身にリターンするんです。
宇宙に行きたいという最終目標は変わっておりません。しかし自分一人で行くのではなく「誰かのために」があるし、様々な人たちに尽くしていくことを使命としていけば、自分の思い描いた人生を切り開いていけます。
これが30年間過ごしてきて一番学んだ「人生の真髄」です。
最後に
来週、香港とイスタンブールを経由してスペインへ遠出します。スペインには私が支援した知り合いが住んでおり、現地で中華料理屋を営んでいます。
海外情勢は最近ヤバいですが、そんなこと言ってても始まりません。
無事に帰ってきたいですが、万一何かありましたらこの記事を遺書代わりにしてください。
死はいつ訪れるか分かりませんので、僕は30代も全力で過ごしていきます!
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