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ニンジャスレイヤーAoM-S3/タイクーンの現世帰還と日本神話

こんばんは。
第四部AoMからニンジャスレイヤーに出戻りし、トリロジーと並行しながらあれこれ感想を書いている人です。

ちょっと表題の件で衝撃を受けたので突発的更新です。

さきほど、小学生の娘が「寝る前に何か読んで! 短いお話でいいから!」と言ってきました。えっめんどk……いやいや、こんなことを言ってもらえるのも期間限定ですからね。あと数年もすれば反抗期になっちゃうし。
でも高学年の娘向けの短い話って……何かあったかな?

ありました。
日本神話を要約したお話がいっぱい入っている大型本です。

子ども時代に日本神話をまったく履修せずに大人になってしまったので、ラノベや漫画でモチーフになっていても元ネタがわからなくて歯がゆい思いをしていたんですよ。
あんさんぶるスターズとか、完全に日本神話ですからね。

あんさんぶるスターズ!/エレメント「地獄の沙汰も/第二話」より

学んでおきたい気持ちがずっとあったので、五年ほど前に本屋で見かけたとき、買っておいたのでした。

と、いうわけで。
【国生み】の神話を読みました。

やがてイザナギは、イザナミのなきがらを、出雲の国と伯耆の国のさかいにある、比婆の山へほうむったが、心はいえず、剣を引きぬくと、火の神の首を、はっしときりすてた。

『心をそだてる松谷みよ子の日本の神話』 国生み p.10

あ、地図がついてる。

出雲は島根県東部で、伯耆は鳥取県中西部。その境に比婆山。
なるほどね。
GoogleMapでも確認してみようね。

……

何か見たことあるな。

AoMシーズン3最終話、明智光秀がネザーから戻ってきた場所がこのあたりだったような…

タイクーンはネザーの黒鉄で武装した数千のオニの精鋭を率い、名状し難き怪異の渦巻く極彩色の森を抜け、門を通過した。その頃には手勢は数十にまで減じていた。彼らとともに古い落盤跡が残る地下洞窟を抜けると、タイクーンは神秘的な島根県(現在の岡山県の北)の岩だらけの浜辺に帰還した。

【タイラント・オブ・マッポーカリプス:前編】♯3-6
【タイラント・オブ・マッポーカリプス:前編】の感想記事より

ほぼ同じ場所じゃん!!!?

つまり何ですか。
浜と山という違いは確かにあるものの、私が不勉強で気づかなくてキレていただけで、ネザーオヒガンの入り口がある地域は、日本神話においてイザナミが葬られた地とニアリーイコールということですか。「岡山県北部」という意味では……間違っていないということ……?

そう。

そうですか。

そうですか…………。



私が間違っておりました……いや岡山県の北に島根県はないしその浜辺の岩礁となると、どうなんだろう…でも日本列島内の位置としてはだいたい合ってるから………

ボンド&モーゼズへのいいしれぬ敗北感を噛みしめながら死んだ目で本記事を書く母の心も知らず、娘は寝ました。
おわります。

該当の感想記事です


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