空はいつも面白い
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
最新のミラーレスカメラで撮影していますが、時々、思い出したようにフイルムで撮影しています。
撮影して、現像に出して、そのまま放置すること1年w
思い出したようにフイルムスキャンしました。
ちょうど1年前の9月の写真
Hasselblad 500CM planar 80mm f2.8 FujiColor Pro160NS
とくに夕焼けがキレイな日ではなかったと記憶してますが、空が優しく色づいてます。
カラーネガの、ちょっとフワッとした発色が、やわらかい雲とマッチしてイイ感じです。
五老ヶ岳の山頂から建部山を望むと、霞がかった空気が独特の世界を作り出してました。
表情の少ない空は自己主張することもなく建部山を引き立ててました。
Hasselblad 500CM planar 80mm f2.8 FujiColor Pro160NS
建部山は、山城の跡でもあり、砲台跡でもあり、頂上が平たくなってます。
見た目が富士山に似ているので、丹後富士とも呼ばれてます。
建部山の奥には霞んだ山々が幾重にも重なりあい、濃淡を変えながら続いてます。
デジカメで撮ると、コントラストが強くなりますが、フイルムは霞んだ感じがキレイに撮れます。中判フイルムということもあるのでしょうが、見た目以上にイイ雰囲気に撮れてます。
若狭湾へ続く道は、薄曇りでした。
Hasselblad 500CM planar 80mm f2.8 FujiColor Pro160NS
白い空と、ほんのり青味が残る日本海の淡い色。
微妙な感じが写るのは嬉しい(^^)
車にピントを合わせているので、電信柱も海もボケています。
中判の特有のボケ具合というか、立体感がある感じが好きです。
エイトバイテン(8×10)や、シノゴ(4×5)に比べると勝負になりませんが、中判のほどほど感がイイのです。
フイルムの色の出方もそうですが、ほどほどの立体感のために中判で撮影してるのかもしれません。
フイルムで撮影すると、特に淡い空はイイ感じになります。
デジカメではグラデーションの境目が見える淡く変化する色でも、化学反応で結像するフイルムは写し撮れてます。
これだからフイルムはやめられません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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