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Interview Invitation②:信じて待つことがストレスな10月

10月の3週目が終わろうとしています。内科レジデンシーにアプライしたメンバーが数百人程いるWhatsAppグループに誘われてからたくさん情報交換してきましたが、その人達とのやり取りを通して得た情報を共有しておきます。

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通常10月3週目の週末までにはほぼ全てのプログラムが第一候補集団へ招待メールを送り終えている。早い所は9月か10月1−2週目に招待メールを送り、10月4週目から面接開始。10月3週目にメールをした所は10月最終週か11月から面接開始、というパターンが典型的。
・9月や10月初めなど、早いタイミングの招待であればあるほどそのプログラムの中で第一候補集団である可能性が高い。
第一候補集団の場合はインタビューのscheduleができるように保証されているので、ERASログイン時にほぼ全ての枠が空いていれば自分が第一候補集団であることが確定。招待メールが届いてすぐログインしたのに面接のwaitlistしかなければ第二候補集団である可能性が高い。実際、招待メールが届いたけどログインするとwaitlistしか空いていないというパターンや、メール受信してすぐERASにログインしたのにすでにschedule可能な日が数日しか残ってないというパターンを経験している人が多い。この場合は第一候補集団がすでに先に予約しているということ。

困るのは、招待メールも不採用メールもどちらも送らないプログラムがほとんであること。このパターンの解釈の注意点として、不採用メールを受信した人がいるのに、自分には届いていない時もあるので、その場合は自分はwaitlist的なポジションという判断が可能(つまり今後呼ばれる可能性もなきにしもあらず)。私もこのパターンをすでに経験(不採用メールを他の人には送ったことが明らかなプログラムが私にはまだそのメールも招待メールも送っていないというパターン)。その中に気になるプログラムが1つあるので後日直接メールしてプッシュしてみます。効果があることがあるようです

まとめると、
①招待メールが10月3週目までに届く→第一候補集団である可能性。強気で行っていいと思う。面接日の空き具合で自分が最初に呼ばれた集団かどうか判断可。
②招待メールがそれ以降に届く(11月〜1月の間の招待も含む)→第一候補集団で埋まらなかった枠とキャンセルにより空いた枠の枠埋めパターンだけでなく、ongoingに少しずつオファーを送るプログラムもあるらしい。もし第二候補集団だったとしてもインタビューに呼ばれればほぼ同等に扱われると思う。というか、余程凄い経歴の人以外は書面上大差ない。
③不採用メールが届く→呼ばれる可能性はゼロ。
④招待メールも不採用メールも届かない→連絡がないのは本当にストレスだけど、上記のようにwaitlistに入ったと考えるとストレスが減りそう(ただ、インタビューの枠はそう簡単には空かないのでその後も大半のプログラムが連絡してこないのも事実。もちろん、10月後半の段階で数個のオファーでも1月までに追加オファーが来て合計10個以上のインタビューに呼ばれたという例もある)。
⑤その他:Waitlistに入った旨の連絡など。アメリカ時間の夕方5時以降に通達してくるプログラムや土日に連絡するプログラムもあるけど稀で、メールが届くタイミングはアメリカが日中の時がほとんど。

(下図はNRMPからのデータですが、7割のプログラムが10月以降にインタビューオファーを送ることがないようです。一部1月まで送るプログラムもありますが、上記の通り、ほぼ全てのプログラムが10月の段階で第1候補集団にはオファーを送っており、空きが出た場合に追加で送るパターンがほとんどだと思います。)

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【雑感】
① PGY 3以下ならコネなし、GCなし、リサーチなしでもUSMLE240−250くらいあればなんだかんだこの10月後半に差し掛かる段階で2−5個くらいは呼ばれている印象(もちろんIMG friendlyなプログラムに幅広く応募したという前提で)。彼らが招待されたプログラムの中には普通に良い感じの大学関連病院が1つくらいは入っていることもありますし、H1Bのスポンサーをしてくれるプログラムにも呼ばれているようにも思います(実際は全員にH1Bを発行するのでなく、好成績でマッチした一部の人しかH1Bは発行されないはずなので、その成績でH1Bが発行されるステータスなのかどうかは私も不明)。
《例1》2018年卒(PGY 1)Step 1: 251、Step 2: 266、CS: 1st attempt、3 US LORs、5 Publications、USCE 4ヶ月、GCなしで、10月4週目の段階でインタビューオファー11。
《例2》
2016年卒(PGY 3)Step 1: 255、Step 2: 245、3 US LORs、1 Publication、10月4週目の段階でインタビューオファー5。
《例3》2020年卒予定、Step1: 210、Step2CK: 235、CS: 1st attempt、VISA要、10月終わる段階でインタビューオファーゼロ。

② 客観的に見て、やはりPGY>5は苦戦を強いられている。何かしらのコネクションまたは+α要素がなければこの時期になっても招待ゼロ、あっても招待1つというのが当たり前。
《例4》2014年卒(PGY 5)Step 1: 234、Step 2: 223、CS : 1st attempt、US Citizen、200個アプライし、10月4週目の段階でインタビューオファー1(強いコネクションがあった唯一のプログラムからのオファーで、コネクションがないプログラムからはまだなし)。
《例5》2014年卒(PGY 5)Step 1 > 250、Step 2 > 250、CS : 1st attempt、3 US LORsで、10月4週目の段階でインタビューオファー1。

③ ERASのメールシステムを用いて返事をしてインタビュー枠を確保するパターンが私は多く、やはりメールの返信下書きを作っておいて正解でした。まだ第三者サービスを使用したschedulingは経験したことありませんが、噂によるととても簡単なようです(Thalamusに関する記事を公開済み)。

Conclusion

10月中旬を過ぎるまではメールが届いていないか気になって仕方がなく、特に日本にいる先生は時差のせいで身体的にもストレスだと思います。10月後半も枠空きからのreschedulingや追加オファーの連絡がくるかもしれないことを考えると10月は本当にストレスですね。その後は一旦落ち着くはずなので、10月を超えたらあまり招待メールのことは気にせずインタビューの練習に専念するのが良いように思います。私は11月中旬に1つ目のインタビューを入れました。今週は飛行機、ホテルの予約を済ませ、インタビュー対策もがんばっていきたいと思います。

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