臨床問題 -アメリカで実際に経験した症例より-
症例:40歳台男性
主訴:腹痛x1時間
現病歴:朝食時にびまん性の腹痛を突然自覚。疼痛は持続的で背部への放散痛も伴う。性状は「sharp or burning」。痛みの程度は10中6。軽減または増悪因子なし。病院に来るまでに一度通常排便あり。その他の自覚症状はなし。
手術歴:肥満のため胃バイパス術(15年前。現在BMIは25)。胆嚢摘出術(2年前)
既往歴:吻合部からの上部消化管出血(5年前)。麻薬中毒(現在buprenorphineとnaloxoneを服薬中)。
社会歴:タ