ファイロファクスのウィンチェスターのようなシステム手帳を入手した
ファイロファクスのシステム手帳、ウィンチェスター。その後の中国製になってしまったものとはまったくちがう、伝説的なシステム手帳です。
いつか入手したかったのですが、どうやらそれっぽい(?)のが私のところにやってきました。
謎のバインダーが気になるので買ってみたら
メルカリ、とても面白いですね。思わぬものが出品されています。
ファイロファクスのビンテージのバインダーもたまに出ています。やはりそれなりの値段ですが。
と思ってたら気になる出品が。
写真ではウィンチェスターに見えるのですが、ノーブランドです。ものすごく安い。
失敗してもどうということのない値段だったので、思い切って買ってみました。
Taurus Lather は80年代の英国製の香り
届いて開封してみると。
やはりウィンチェスターにしか見えない。
しかしfILOFAXの名はどこにもなく。
Taurus Lather MADE IN ENGLAND との箔押しがあるだけ。
しかしこの雰囲気、どう見ても。
表2のポケットの様式は、ウィンチェスターとは異なります。
リングはクラウゼ。ファイロファクスがクラウゼを使ってたことあったのかな?
fILOFAXとTaurus Leatherのコラボ製品なのか
その長い歴史で、ファイロファクスは様々なコラボしたり、別注品を作ってるから、これもそのうちのひとつかも。
読者様からこの元記事にコメントいただいたのですが、fILOFAXとTaurus Leatherは協業してたことがあって、その時に作られたものじゃないか? と。
ブログからnoteにコメントを移動できないので、ここに引用しておきます。
長期間の保管のせいか、ダメージを受けているところがあります。
コバは切りっぱなし。ステッチ。断面のカーブ。すべてのディテールが素晴らしい。
高級感はありません。エイジングを期待するようなレザーでもないです。現場で移動オフィスとして使うための、ひたすらタフなシステム手帳です。
使って2年半でどう変化したのか
使い始めて2年半が経ちました。どのように変化したかみてみましょう。
古い製品だからか、ヤレと色落ちが速いです。
バッグに放り込むと、背表紙のアールの部分がよく擦れるため、色落ちが激しい。
毎朝、インスタグラムに手帳とノートとコーヒーの写真をシェアしてます。ウィンチェスター(?)はやはりサマになりますね。
・2020-04-20初出
・2022-10-28noteに転載