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パーソナル・ナレッジ・マネジメントを導入しなければ、Obsidianもまたデジタルごみ箱となってしまう危機感がある。

Obsidianを使い始めると、ファイルがどんどん増えていく。

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1日に1つ、デイリーノートのファイルが増える。

「ひとつのファイルにはひとつの要素だけ」を意識しているから、デイリー以外のノートも増える。

このままだと、そのうち収拾がつかなくなる。vaultがごみ箱になってしまう。かつてEvernoteで体験したように。

適切な管理の手法が必要だ。

……管理!

Personal knowledge management. パーソナル・ナレッジ・マネジメント。

略してPKM。直訳すると「個人の知識を管理する」みたいな感じか。

この言葉は聞いたことはある。しかし、具体的に何をするのかは知らない。

グーグル検索でヒットするWikipediaの翻訳は、以下のとおりだ。

英語から翻訳-個人の知識管理は、個人が日常の活動で知識を収集、分類、保存、検索、取得、および共有するために使用する情報を収集するプロセスであり、これらのプロセスが作業活動をサポートする方法です。これは、知識労働者が自分自身の成長と学習に責任を持つ必要があるという考えへの応答です。これは、知識管理へのボトムアップアプローチです。

手法ではなく、概念なんだろうな。

このnoteのマガジンのひとつ「手帳システムの作りかた」だって、パーソナル・ナレッジ・マネジメントのはずだ。

Obsidianというツールを使って、この手帳システムを強化する。それが私がやりたいことなのだろう。

ObsidianにおけるPKMの構築については、ごりゅご氏の記事がわかりやすい。

また、PKMそのものの概念については、jMatsuzaki氏の記事に詳しい。

様々な記事を読んで思ったのは、いきなり最適なPKMを実現するなんて不可能なんだろう、と。

ノートを増やしつつ、それらが溜まったごみ箱をひっくり返して仕分けして、みたいなことをなん度も繰り返していくしかなさそう。

PKM、そこまでしてやる価値があるのかというと「ある」と即答だけはできる。

今までAppleメモやworkflowyや紙の手帳にけっこうな数量のメモを残してきて、PKM以前の管理不全な状態ではあるけど、それでもそれらはめちゃ役立ってるから。

ところで、PKMの基礎って「知的生産の技術」ですよね。やっぱりすごいなこの本。


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