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「進撃の巨人」に学ぶ、決断の大切さ。失敗しても、何が正解かわからなくても、自分で決めたい。決めなきゃ、いずれ誰かに決められるから。

「進撃の巨人」において秀逸なのが「決断」の描き方です。

どうするか、決断する。

あるいは、決断せず、現状維持する。様子を見る。

選択を迫られて、決めて、そのせいで大きな犠牲を払うはめになる。でも、何が正解だったのかは永遠にわかりません。

現状を変えようと決断して、行動する。でも、うまくいくわけではありません。酷い目にあう人物もいます。

決断できず、様子を見ているうちに選択肢が無くなり、どうしようもない状況に追い込まれる。詰んでしまう。そんな人物はだいたい、悲惨な末路を迎えます。

漫画を読んでいると、登場人物たちに「愚かだな」と言えるわけですが、それは読者がメタな視点を持てるから。

漫画を閉じて現実世界を生きるとき、我々はさっきまで「バカだな」と断じていた登場人物たちと同じ愚かなことを始めるのです。漫画の読者のように、自分の物語を成功に導く情報は与えられていないのですから。

でも、決めなければなりません。決めないまま様子を見ていると、いずれ誰かに決められるから。

他の誰にも決められたくありません。私は自分で決めたいのです。これが、昨日も書いたように、しんどいのですけど。

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