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今日を短文に凝縮する。4行日記で明日を切り拓く。

1日の締めくくりに、4行日記を書いています。4行日記の4行目を「宣言」と呼ぶのですが、久しぶりに良い宣言が書けたので、公開してみましょうか。


反省点を3つ。よかったことを3つ書く。

実際の手帳のようすです。悪筆失礼。

4行日記の準備として、今日の記録を見返しながら、反省点を3つ書き出します。

×1. 起床が8時だった
×2. タスク達成率、5割か
×3. (今日の)タスクを決めたのが17時過ぎだった

次に、よかったことを3つ書き出します。

◯1. 水切棚取付に着手した
◯2. すいかがうまかった
◯3. やれるだけのタスクはやった

反省点を3つ、よかったことを3つ書くのは「書く瞑想」から取り入れました。これだけでも、今日を締めくくるのに大きな効果があります。

最も大事なことを4行日記にする。

4行日記では、今日1日を振り返り「重要なこと」や「できなかったこと」を一つ、題材に選びます。3つの反省点と3つのよかったことの中から、今日のベストを選びましょう。

この日は「すいかがうまかった」が最も重要でした。

4行日記としては他に取り上げるべきテーマがありそうですが、この日はすいかのうまさが私には大事でした。これを4行日記の1行目に「事実」として書きます。

◯◯(商店名)で買った富里のすいかを◯◯(妻の名前)と食べた。

1行目からの気づきを「発見」として2行目に書きます。

身がつまってうまかった。小学生のころの夏休みを思い出した。

発見を抽象化して、3行目に「教訓」として書きます。

味覚が記憶を呼び覚ます。

今日はできなかったけど将来はできるようになりたいことを、できていることとして4行目に書きます。

私は、親の恩を忘れない人です。

この4行目が「宣言」です。自分の価値観や、本当にやりたいことが、ここに現れるのが4行日記のおもしろさです。

ポジティブに、否定せずに。本当にやりたいことを宣言する。

ところで、今見返すと、この4行目は完成度が低いです。ネガティブな言葉(忘れ)と否定文(ない)を使っているからです。

これを直して、

私は、親の恩に思いを馳せ、食事する人です。

とすればどうでしょうか。

心地よい、心が安らぐ一文になりました。なぜ今まで、これが私の中から出てこなかったのか、悔やまれます。

幼少のころ、いつも腹一杯食べさせてくれた両親への感謝を、普段は忘れているのです。せめて食事のときぐらいは思い出し、感謝したい。

そんな「宣言」です。

短時間で今日を凝縮する。やればやるほどおもしろい。

4行日記は、5分以上はかかりますが、15分はかかりません。その時間をかける価値はあります。

今日をぎゅっと凝縮した短文を、手帳に集めてみませんか。続けるほど、明日への活力が湧いてきますよ。


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