今日を短文に凝縮する。4行日記で明日を切り拓く。
1日の締めくくりに、4行日記を書いています。4行日記の4行目を「宣言」と呼ぶのですが、久しぶりに良い宣言が書けたので、公開してみましょうか。
反省点を3つ。よかったことを3つ書く。
実際の手帳のようすです。悪筆失礼。
4行日記の準備として、今日の記録を見返しながら、反省点を3つ書き出します。
次に、よかったことを3つ書き出します。
反省点を3つ、よかったことを3つ書くのは「書く瞑想」から取り入れました。これだけでも、今日を締めくくるのに大きな効果があります。
最も大事なことを4行日記にする。
4行日記では、今日1日を振り返り「重要なこと」や「できなかったこと」を一つ、題材に選びます。3つの反省点と3つのよかったことの中から、今日のベストを選びましょう。
この日は「すいかがうまかった」が最も重要でした。
4行日記としては他に取り上げるべきテーマがありそうですが、この日はすいかのうまさが私には大事でした。これを4行日記の1行目に「事実」として書きます。
1行目からの気づきを「発見」として2行目に書きます。
発見を抽象化して、3行目に「教訓」として書きます。
今日はできなかったけど将来はできるようになりたいことを、できていることとして4行目に書きます。
この4行目が「宣言」です。自分の価値観や、本当にやりたいことが、ここに現れるのが4行日記のおもしろさです。
ポジティブに、否定せずに。本当にやりたいことを宣言する。
ところで、今見返すと、この4行目は完成度が低いです。ネガティブな言葉(忘れ)と否定文(ない)を使っているからです。
これを直して、
とすればどうでしょうか。
心地よい、心が安らぐ一文になりました。なぜ今まで、これが私の中から出てこなかったのか、悔やまれます。
幼少のころ、いつも腹一杯食べさせてくれた両親への感謝を、普段は忘れているのです。せめて食事のときぐらいは思い出し、感謝したい。
そんな「宣言」です。
短時間で今日を凝縮する。やればやるほどおもしろい。
4行日記は、5分以上はかかりますが、15分はかかりません。その時間をかける価値はあります。
今日をぎゅっと凝縮した短文を、手帳に集めてみませんか。続けるほど、明日への活力が湧いてきますよ。
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