![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116946299/rectangle_large_type_2_f0bc84a10653f9970bcc45f03b006014.jpeg?width=1200)
紙と脳は相性がいい。「手帳システム」で生産性を高めよう。
時間とタスクを管理し、生産性を高めるため「手帳システム」を構築してきました。システム手帳を中心に、MacやiPhoneも使います。
紙とペン。このアナログな道具をシステムの中心に置くのは、脳と相性がいいから。
「限りある紙面」と「飽きっぽい脳」で成果を得る
紙には広さに限りがあります。ペンで紙に書くのは肉体と脳に負荷がかかります。
脳は常に省力化します。つまり、なまけようとします。ペンで紙に書くと、紙面が埋まり、手も脳も疲れてきます。そのうちイヤになって、飽きて、放り出します。
脳はまた、別の部分でそれを自覚しています。だから、紙面が尽きる前に、飽きてペンを放り出す前に、なんとかして成果を出そうとします。
この脳の仕組みは、使えば使うほど鍛えられます。短時間で、必要最小限のレベルに達した成果物を得られるようになります。
「浅い思考をいつまでも編集し続ける」問題
PCやスマホには、この限界がありません。紙面に限りは無く、ペンと紙ほどには脳が疲れません。
これは、デジタルの利点として語られます。しかし、実は脳と相性が悪いのです。限界までに答えを出そうとする、せっかくの脳の力を使えないから。
そして、いつまでも答えを出さず、浅い思考を編集し続けてしまうのです。やがて集中力が途切れます。しかしまだ成果は得られていないのです。
最初は紙で。他者との共有はデジタルで。
デジタルの利点は、他者との共有です。たとえばこの文章。最初は紙に書きましたが、どこかでデジタルにしなければnoteの記事になりません。
「私」に近いところは紙とペンで生産性を高める。「公」に近づくほど、デジタルでの処理が増えていく。このような距離感を持って、やっと「手帳システム」がうまく回り始めたのです。
関連記事
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?