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紙と脳は相性がいい。「手帳システム」で生産性を高めよう。

時間とタスクを管理し、生産性を高めるため「手帳システム」を構築してきました。システム手帳を中心に、MacやiPhoneも使います。

紙とペン。このアナログな道具をシステムの中心に置くのは、脳と相性がいいから。


「限りある紙面」と「飽きっぽい脳」で成果を得る

紙には広さに限りがあります。ペンで紙に書くのは肉体と脳に負荷がかかります。

脳は常に省力化します。つまり、なまけようとします。ペンで紙に書くと、紙面が埋まり、手も脳も疲れてきます。そのうちイヤになって、飽きて、放り出します。

脳はまた、別の部分でそれを自覚しています。だから、紙面が尽きる前に、飽きてペンを放り出す前に、なんとかして成果を出そうとします。

この脳の仕組みは、使えば使うほど鍛えられます。短時間で、必要最小限のレベルに達した成果物を得られるようになります。

「浅い思考をいつまでも編集し続ける」問題

PCやスマホには、この限界がありません。紙面に限りは無く、ペンと紙ほどには脳が疲れません。

これは、デジタルの利点として語られます。しかし、実は脳と相性が悪いのです。限界までに答えを出そうとする、せっかくの脳の力を使えないから。

そして、いつまでも答えを出さず、浅い思考を編集し続けてしまうのです。やがて集中力が途切れます。しかしまだ成果は得られていないのです。

最初は紙で。他者との共有はデジタルで。

デジタルの利点は、他者との共有です。たとえばこの文章。最初は紙に書きましたが、どこかでデジタルにしなければnoteの記事になりません。

「私」に近いところは紙とペンで生産性を高める。「公」に近づくほど、デジタルでの処理が増えていく。このような距離感を持って、やっと「手帳システム」がうまく回り始めたのです。

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