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ペリカンM1000の柔らかなニブと長刀研ぎで筆のような筆記を楽しむ。
ペリカンのスーベレーンM1000で、手帳に書くのが楽しい。
入手したときは、スキップがひどかった。しかも、かなり変な方向にひねらないとインクが出てこず、筆記さえ満足にできない状態で。
通販で現物を見ずに買うんだから、そういうこともあるだろうと織り込み済みで、手元に来たら調整には出すつもりだった。
なんなら日本語書くのに適しているという長刀研ぎみたいにしてほしくて、字幅は余裕をとって太めのMを選んでいた。
で、ネットで見つけた研ぎ師に連絡して要望を伝え、ペンを送り、戻ってきてびっくり。
こんなに書きやすくなるのか、と。
長刀っぽく研いでもらったせいか、漢字やひらがなの筆記がカッコよく決まる。
M1000のニブは18金で大きいからよくしなる。それが長刀研ぎと相まって、ちょっと筆のような書き味で。
素晴らしい一本となった。あとは字を丁寧に、せめて自分にだけは読みやすく書こうっと。
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