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手帳本を読んで

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手帳の活用について書かれた本の所感。ノート本、メモ本についても。
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#システム手帳

人生後半戦の長期目標を作るため「一冊の手帳で夢は必ずかなう」を再読した

今後20年の長期目標を作るため「一冊の手帳で夢は必ずかなう – なりたい自分になるシンプルな方法」を再読しました。 GMOグループ代表の熊谷正寿氏の著書。夢の実現のために、夢を長期目標とし、日々のタスクにまで落とし込もう。そのためのツールとして、システム手帳をつかおう、という内容です。 2004年の発刊。しかし、長期目標の作成とその達成の手法として、古さを感じさせず、今なお優れた著作ではないでしょうか。 「やりたいことリスト」で夢を具体的にリアルに描く本書では、長期目標

「システム手帳STYLE」のキャッチコピーに時代の移り変わりを見る

80年代。システム手帳が日本に輸入され、ビジネスマンに普及しました。ユーザーは、男性が多かった気がします。 2010年代後半。システム手帳はビジネスの道具としては第一線を退きました。しかし、趣味の道具としてじわじわとユーザーが増えていきます。市場を引っ張っているのは男性ではなく、女性です。 2016年から年に1回、10月ごろに発刊される「システム手帳STYLE」という雑誌があります。その表紙に、そんな時代の変遷を見てみましょう。 第1号「一冊の手帳に知を集積せよ!」記念すべ