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[NFTチャレンジャー](2)さっそくNFTを持ってみよう! [noteマガジン版]

大好評企画「AIチャレンジャー」の番外編として前回、「NFTチャレンジャー」をお届けしました。

AIで作成したイラストをNFTで世の中に出すのだとしたら、どのように始めればいいのか?ということを、それまでNFTを触ったことがなかった筆者が実際にやってみたものをまとめたものです。

[NFTチャレンジャー](1) NFTを始めてみよう!

いまやその名を聞かない日はないほど世界的トレンドとなっているNFT。私もあまりにも遅いスタートでお恥ずかしい限りですが、とりあえず一歩を踏み出して、さっそくその奥深さにハマっております。

始めるや否や、海外のNFTコレクターやNFT愛好者たちとのコミュニケーションも始まってしまい、英語が全く話せない私も拙い英語で楽しくやりとりをしております。

以前の連載時、10名限定のプレゼントNFTを用意させていただいたところ、公開数日間の応募総数は1名という微笑ましい関心度でしたが(笑)、「NFTチャレンジャー」の第2回をお届けすると、応募数は限定数をはるかに超えるほど増えました。

皆さん、NFT自体には関心があるものの、やっぱり一歩踏み出せていない、という方が多い様子。分かります、先月まで私もそうだったのですから。

そして「NFTを聞いたことがなかった」「初めて知った」という方も案外多かったです。特に年配の方に多く、確かに初めて聞いたという人には前回の内容はかなり高度と言えるなあと反省しました。

でも、知らないことは悪いことではありません。知っていたのに動いていないことが悪いのです。初めて知ったという方は、これから触ってみましょうね。「NFTチャレンジャー」をそのきっかけにしていただければ嬉しいです。

今回は、前回よりももっとハードルを下げた感じのお話をしていきます。中高生にでも分かるぐらいのレベルでお伝えしていきます。これでまだ「でもよく分からなくて」と言って動き出さない人は、それはもうそいつの問題なのでもう知らん!という感じのところまで下げてお伝えしますね。

一緒にやっていきましょう。皆さんと一緒にやっていきたいのです!


■[NFTチャレンジャー] (2)NFTを持ってみよう! (AIチャレンジャー番外編)

前回「NFTチャレンジャー」を書いた時に、これだけ世界的なトレンドになっているNFTなのだからと、「NFTが何なのかという説明はすっ飛ばしますねー」と流していたのですが、これに対してものすごくツッコミが入りました。

いや、もうNFTなんてネットで見たら腐るほどその説明サイトはありますから、本当そちらを見てほしいのです。つーか、頭で理解するよりまず触れと言ってんの!

と言ってもまたツッコミが入りそうなので、ザッと説明をしますよ。ザッと。


NFTとは「Non-Fungible Token」(代替不可能なトークン)の略語。

Fungibleというのは代替可能・交換可能という意味。例えば紙幣とかは、私の1万円札と彼女の1万円札を取り替えても問題ないじゃないですか。または私の持っているプリッツサラダ味と彼の持っているプリッツサラダ味だって交換しても問題ない。そういうのがFungibleです。

Tokenとは品物とか、作品とか、そういうものを指します。だから「Non-Fungible Token」というのは、交換や代替ができない品物のことを言い、そのデジタル版という感じです。

これは美術品や骨董品などに似ていますよね。例えば骨董品には銘が打ってあったり鑑定書がついてあったりして、「これは世界に一つしかないものですよ」という価値があります。その鑑定書を無くしたからといって、「じゃあこれを代わりに」という代替品がない。

でもデジタルデータというのは、いくらでもコピーができた。作品の画像を作っても、右クリックで「コピーする」「保存する」とやれば、他人のものも勝手に複製して持つことができる。だからデジタルデータというのは美術品的な価値がつきにくかった。

ところがNFTでは、骨董品の銘打ちや鑑定書などと同じ証明書が、そのデジタルデータの中に刻まれているわけです。この辺り、ブロックチェーンと呼ばれる仕組みなのですが、まあ要するにインチキできないのです。

例えばデジタル作品をNFTとして作る。それは画面上でキャプチャーコピーなどをすれば確かにコピー画像が作れる。でもコピー画像はあくまでもただのファイルだけど、NFTにはきちんと証明書がついているわけだから、本物のデータと偽物のデータはすぐに分かってしまう。

そういう「ちゃんと本物という証明書が実は裏で刻まれているデジタルデータ」がNFTである、というざっくりした理解でいいと思います。細かいことはいいんだよ、というレベルでいうとそんな感じです。


そして、そのNFTを売り買いするには、日本円や米ドルといった一般通貨ではなくて、例えばETH(イーサ)といった仮想通貨を使うわけです。

だから、一般通貨は財布に入れるように、仮想通貨もウォレットと呼ばれる出し入れできる仮想お財布が必要になります。

このウォレットがあれば、NFTを売り買いする時に仮想通貨を使うことはもちろん、「そっちのウォレットにNFT送っといたわ」「そっちのウォレットにETHを入金しといたよ」と他の人とのやりとりもできるようになるわけです。

それではここからは、実際の画面を使ってみていきましょう。


ちなみに前回のおさらいですが、私が「NFTチャレンジャー」にてNFTを始めた時には、このような流れだったですよね?

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