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[AIチャレンジャー] 第10回(前編):AIでキャンプ・登山関連のPR用イラストを作ってみよう!

midjourney、Stable Diffusion、NovelAIなど黒船級のAI画像サービスが次々に登場し、さらにはChatGPTの登場で激震して「AI元年」と呼ばれた昨年の2022年。

AIについて全く知識がなくても、自分たちでもある程度AIで画像生成ができるようになろう、そしてAIの特性を知ろう、ということで始まった大好評連載「AIチャレンジャー」

これまでの第1回〜第8回の「AIチャレンジャー」は、こちらをご覧ください。復習などぜひ。

さて、夏休みも終わりでこれから秋に向かうという季節。残暑もまだまだ厳しい時期ではありますが、今回は夏から秋にかけての季節らしいテーマでチャレンジしたいと思います。

第10回となる今回は、キャンプや登山にまつわるAIイラストの生成に挑戦します。

夏は木々が青々と繁り、人々は河川や湖に涼を求め、自然と関わることが多くなる季節。そして秋は暑さも落ち着き虫の煩わしさも減って、自然に足を踏み入れるのも多くなる時期です。季節感を示すイラストなどでも、キャンプやハイキングなどアウトドアの描写が多くなりますよね。

そこで今回は、キャンプや登山のような自然豊かなレジャーを、AIでどこまで描けるのかなということに挑戦していきます。皆さんもぜひ、夏や秋らしいAIイラストに挑戦してみましょう。

今回も購読者の皆さんは、この連載記事の中に掲載されたAI生成の画像は全て著作権フリー、商用フリーでご利用いただけます。公開している呪文(プロンプト)も自由にご活用ください。出典の記載なども不要です。

それでは「AIチャレンジャー」第10ミッションへのチャレンジ、スタートです!

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■[AIチャレンジャー]第10回(前編):AIでキャンプや登山関連のイラストを作ってみよう!


前回の第9回は夏真っ盛りの時期だったので、水着の描写をAIでできるのかということをいろいろ試してみた。水着のタイプや、柄(模様)の種類などもいろいろ描き分けられることが分かった。

オフショルタイプのフリルビキニが描けたり……
ハウンドトゥース柄の水着が描けたりした。

第10回となる今回は、夏から秋にかけての時期ということで、キャンプや登山など自然にまつわるレジャーの描写に挑戦しようと思う。

教育機関でも遠足やハイキングなどの行事が多くなり、自治体や医療業界などでも登山や焚き火の安全を呼びかける機会も増えてきて、自然との触れ合いをイラストなどで示すこともあるのではないだろうか。

これまでの「AIチャレンジャー」では人物、それもAIが苦手とする男性よりもAIがやたら得意としている女性の描写を多くやってきた。

今回は自然が大きく関わるテーマなので、まずは自然だけの風景をAIで描くとどう描写されるのかを実験してみよう。

次の2枚のイラストは、呪文(プロンプト)を「no human」(人物なし)を除いて、それぞれたった3つの英単語だけで指示している。何かお分かりだろうか?

どんなプロンプトかというと、上の画像が

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