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#開発力
TRs-839:「何でも一通り」という万能型よりも、「これだけは負けない」という一点突破型が生き残る時代。 [トップリーダーズ]
日本の洋菓子の概念を変えたほどの大ヒット商品となったスイーツは、誰が見ても分かるという見た目のシンプルさだけではなく、使われている原材料の数やそれぞれの分量まで、シンプルさが徹底されていた! いまや百貨店という業態の勢いもなくなってしまうほど、「何でも揃う」というビジネスモデルは弱くなっていき、「これだけは負けない」という一点優位が勝ち残る時代になっています。 一点に特化するということは、究極のシンプルさを目指す必要があります。自社のビジネスモデルや、自分の能力を、いかに
672:問題が起きてから解決策に取り組むのではなく、問題が起こる前から研究開発に取り組んでおく。 [トップリーダーズSelect]
世の中で社会問題が起きるたびに、その製品群に注目が集まっていく機械メーカーは、使い道が分からないようなずっと以前から、研究のつもりで取り組んでいた! 問題が起こってから動き出すようでは三流です。問題が起きた時にその軽減や解消のための商品やサービスで脚光を浴びるような会社は、そういう問題が起こる前からそういう問題が起きた時のことを考えて行動していたのです。 目の前の儲けばかりに目が行くのは誰にだってできることです。遠い将来、いずれ必要になるというものを見つめることができるで
589:「その便利なものがなかった頃はどうしていたのか」という部分に、ビジネスの本質が見つかる。 [トップリーダーズSelect]
室町時代から続く職人の目から見て、古来からの文化が著しく廃れている理由には、簡略化を求める現代の顧客の意識、効率化にしか動かない現代の業者の意識があった! 古い不便なものは「古臭い」と切り捨てる人がほとんどです。しかし、便利なものの本質を知るには、「その便利なものがなかった頃には、どのようにしていたのか」という部分を見ることで見つかることが多々あります。 「どう便利か」という未来を見ることも大切ですが、「どう不便だったか」というところにも、ビジネスのヒントが大いに隠されて
535:同じ事業を同じように続けて頭打ちにならないように、次の事業の矢を弓につがえる。 [トップリーダーズSelect]
全く異なる製品で首位を独走していた機械メーカーで、社内の反対に遭いながらも新たな事業の芽として取り組み始めた冷蔵庫事業が、やがて世界シェアナンバーワンへと上り詰めた! 同じ事業をずっと繰り返していても、社会や景気が激変してその事業がダメになった時に、次の事業の準備に間に合わずにピンチとなります。経営者は常に、いつでも発射できるように弓に矢をつがえておくのと同じく、次の新しい事業を用意しておかなければなりません。 「そんな新しいこと、やる必要があるの?」と危機感のない人から
529:ヒット商品を多く生み出したければ、まず研究開発の環境と意識を改革する。 [トップリーダーズSelect]
先代の死によって若くして就任した新社長が、職人気質であった商品開発室に対してある無謀な改革案を支持した時、開発者たちからは反発の声が上がったが、その改革の結果、次々とヒット商品が生まれていって、ついにメーカーシェアにおいて首位に駆け上がった! 新商品のサクセスストーリーを見て「こういうものが棚からぼた餅で生まれていいな」などと思ってはいけません。それは決して棚からぼたもちではなく、過酷な開発頻度の多さから生まれてきたものなのです。 ヒット商品は何もしないところから偶然に生
515:自分の普段の生活こそが、商品開発や研究の場であり、ビジネスチャンスの宝庫。 [トップリーダーズSelect]
日本国民の生活を変えるほど大ヒットし、現在では欧米など海外でも爆発的に売れて普及しているあのヒット商品は、もともと社長が早朝に海釣りに出かける時に戸惑ってしまったある行動から生まれたものだった! 「こうやったら売れるだろう」「こうやれば儲かるだろう」と頭で考えたのに全く売れない、儲からない、という人が多いのは、頭の中だけで考えているからです。大ヒット商品は常に、企画者や開発者の「実体験」という大きな根拠があるものです。 普段の生活は仕事とは全く関係ないと思っている人が多い
493:新商品がことごとく失敗する場合は、リリース前の社内でのブラッシュアップの仕組みを改革する。 [トップリーダーズSelect]
タレントをただ起用するだけではなく、制作者とタレントが一体となって時間をかけてブラッシュアップしてからテレビに出す仕組みにすることで、爆発的人気を誇る高視聴率番組が出来上がった! いくら社内で一生懸命考えて出した商品がどれもうまくいかない場合は、「社内で一生懸命考えただけではダメ」なのであり、リリース前のブラッシュアップの仕組みを根本的に変えなければなりません。 現在よりももっと新製品・新サービスを高次元にブラッシュアップするためには、どのような工夫が必要なのでしょうか?