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2021年11月の記事一覧
674:実験的な企画を行なうなら、1回試してみるのではなく、継続的に試す上にゴールも設定する。 [トップリーダーズSelect]
落語や講談の世界では、真打の芸人だけをファンが追いかけていくことが主流だったが、プランナーの長期的な目を持つ芸人の登場によって、真打昇進前の二ツ目の芸人に目をかけてその出世を追いかけたいというコアなファンが増えていった! 多くの人が新しい企画が生まれると「とりあえず1回だけ実験的にやってみよう」と考えて、当然初回なので大した効果のないまま「大した効果がない。失敗だ」と思って、やめてしまいます。その繰り返しをしている人がすごく多いです。 大事なことは継続してテストすること。
672:問題が起きてから解決策に取り組むのではなく、問題が起こる前から研究開発に取り組んでおく。 [トップリーダーズSelect]
世の中で社会問題が起きるたびに、その製品群に注目が集まっていく機械メーカーは、使い道が分からないようなずっと以前から、研究のつもりで取り組んでいた! 問題が起こってから動き出すようでは三流です。問題が起きた時にその軽減や解消のための商品やサービスで脚光を浴びるような会社は、そういう問題が起こる前からそういう問題が起きた時のことを考えて行動していたのです。 目の前の儲けばかりに目が行くのは誰にだってできることです。遠い将来、いずれ必要になるというものを見つめることができるで
671:ベンチマークをするならば、上辺の都合のいいところをマネるより、まず相手を好きになる。 [トップリーダーズSelect]
テレビにたくさん出演するほど人気となったものまね芸人が、持ちネタでものまねをする時には、たとえ局側や先輩芸人に求められても、決してやってはならないことというルールを自分に課していた! 会社経営にベンチマークは大事ですが、「うまくパクってやろう」と悪意を持ってマネる会社に、うまくいった例はほとんどありません。ベンチマークとはただ「都合よくパクる」ことではないのです。 マネをするならば、ただ成功例の上辺だけを研究するのではなく、その対象相手をとことん好きになることから始めるほ
667:「教育」や「育成」の方法が前の時代から変化していない会社は、悲惨な経営状態になる。 [トップリーダーズSelect]
多数の著作を世に出した大学の名物教授は、これからの日本の「教育改革」を考えることにおいて、「大学」は重要な位置を占めていないと明言した! 少子高齢化で日本はどんどん若手人口が減っていっているのに、会社の若手の採用方法や教育方法がベビーブームの頃と大して変わっていない、という会社がかなり多くあります。 若者の学び方や成長の仕方も昔とは違います。これからの時代では「教育」や「育成」はどのような変革をしておかなければならないでしょうか? 業界のトップリーダーたちの叡智や意識を