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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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2021年6月の記事一覧

632:専門性が突き抜けているだけでは限界があり、複合性が求められる時代になっている。 [トップリーダーズSelect]

文武両道を貫くことを決めて部活動にも制限をした高校で、スポーツでは全国大会に出場して大活躍をし、勉強をすると東京大学に現役合格を果たすというような生徒がどんどん生まれるようになり、就職活動でも出身の大学名より高校名がブランド力になっていった! 「ゼネラリストではなくスペシャリストになれ」という方針が重宝されていた時代はとっくに過ぎ、ただ専門性が突き抜けているだけでは限界があって生き残れない時代になってきています。 技術や知識が優れている上に、正しく情報を吸収し自分の頭でき

631:一流のビジネスマンたちが本業と離れた趣味の分野でも一流の結果を出す理由。 [トップリーダーズSelect]

本業の小売業でも抜群の成功を収めている社長が、趣味の分野でも絶対に負けない強さを発揮し、その分野でのテレビ番組でも他の出演者に圧勝するほどの驚異的な強さを見せるのには、明確な理由があった! 一流の世界では、真剣な者と真剣ではない者で圧倒的に差が出ます。だから一流の人たちは、本業とは別の趣味や嗜好の世界でも徹底的に真剣になります。 仕事を忘れる趣味の世界でも、仕事にも通ずる能力や意識を高めることができるのです。自分の趣味の世界もしっかりと考えていくには、どんな工夫が必要でし

630:記憶を増強したいならば「記憶力」を鍛えるのではなく、「発想力」を鍛える。 [トップリーダーズSelect]

難関大学を現役合格し、強豪クイズプレイヤーとしてテレビ番組でも多数出演する学生が、勉強やクイズでなかなか覚えられない分野について、ある取ることでどんどん記憶が増えていって、自分の知識が強化されていった! 覚えるというのは「記憶力」ではなく「発想力」である。「どうやったらもっと覚えるだろうか」という方法を考えるからである。うんうん唸りながら記憶したところで覚えられません。 相手に理解させるというのもまた同じように「発想力」です。どうやったら相手に伝わるだろう、どういう方法な

629:環境が変わってくれることを期待するより、まずは自分を変えることから始める。 [トップリーダーズSelect]

キャバ嬢から企業経営者に転身した女性社長が、大きく飛躍したきっかけは、夜の世界にいた時には当たり前だった感覚を一切捨てたことだった! 環境が変わった時には、やること成すことどれも変わってくるので、大変な試練のように感じます。厳しい環境に晒された時は大変です。 しかし、環境が変わって大変に思うのは誰でも当たり前のこと。環境が変わってくれることを望むより、自分が変わっていく方が効率的なのです。 業界のトップリーダーたちの叡智や意識を本の中から学ぶ「トップリーダーズ・セレクト

「トップリーダーズ トーク」第4回:役所や大企業の不条理な常識から消費者を守る重要性が学べる一冊。

『トップリーダーズ 〜読書発想源〜』を購読中の皆さまにお届けする、音声コンテンツ「トップリーダーズトーク」。 経営やマーケティングの構築のために役立つ発想源を、編集長自らが気になる本の中から皆さんに直接お伝えするコーナーです。 案外好評のこのコーナー。今回は第4回となります。 今回もどうぞ、よろしくお願いいたします。 ■「トップリーダーズ トーク」第4回 今回は、役所や大企業の理不尽な常識から消費者やお客様の正義を守る、企業やお店があるべき姿を学べる一冊を取り上げて

628:社員たちが「何のために仕事をしているのか」を自覚できるような場を作る。 [トップリーダーズSelect]

「品質にこだわった結果、どうしても業界内で一般的なリーズナブルな価格に値付けをすることができず、受け入れられるかどうか賭けに出て開店した開店寿司屋は、多くのお客様から指示されるようになり、スタッフたちも生き生きと働くようになった! 「やらされている感」はあまり何も生み出しません。仕事にやりがいや楽しみを見つけた人は、どんどん仕事の向上を考えて、より良いものを生み出します。そうすればもっとお客様に喜んでもらえるからです。 自分は何を楽しみにして仕事をしているのか。それを社員

627:本物のプロフェッショナルほど、情報や技術を独り占めせず他に簡単に教え譲る。 [トップリーダーズSelect]

作品を作り演じるだけの小さな世界だった演劇界に、多くの人たちが携わる方法を確立したことで、演劇界はより大きく親しみやすくなっていった! その人にしかできないことをやってのけることがプロフェッショナルだと思われがちですが、本当のプロフェッショナルは情報や技術を他の人に教えたり譲ったりします。 そうやって一般の人たちにもできることを提供することで、その業界はますます活性化していき、発展していくものなのです。我々はどんなことを世に提供することができるでしょうか。 業界のトップ

626:売り方に走って「よく見せること」に躍起になると、 長期的に見れば損失となる。 [トップリーダーズSelect]

歴史を取り扱う海外映画のラストシーンが、日本の配給会社の変な意向によって、史実としても原作としても全く異なるものになり、事実が平気で捻じ曲げられていた! 商品の価値や品質よりも「売り方」に走ってしまうと、目先の小金には手が届いても、長期的に見ると何の蓄積もありません。マーケティングは長期的に考えなければなりません。 「よく見せること」に躍起になるのではなく、「よくする」ことに注力しなければ、マーケティングは大きくなっていかないのです。 業界のトップリーダーたちの叡智や意

625:社員たちがやってはならないことは、少ない条数にまとめて浸透させる。 [トップリーダーズSelect]

日本金融界に大きな影響を残した業界のご意見番は、入社してくる新人たちに金融人としての心がけを話す際に、非常にシンプルな3ヶ条を伝えていた! あれもやってはいけない、これもやってはいけないとガチガチに固めたマニュアルを作りたがる会社は多いですが、たくさん定められたところで、守る人はあまりいないか、もしくは守りに入りすぎて挑戦しなくなるかで、プラスにはなりません。 経営者や管理職は会社の理念を社員たちに浸透させるのが仕事。やってはいけないこと、やるべきではないことを少ない条数

624:小さな欠点を気にしすぎて、大きな長所を見逃して有能な人材を逃してしまう愚。 [トップリーダーズ Select]

数多くの名選手を球界に引っ張り上げてきた伝説的なスカウトには、わずかな欠点に不安を抱いて交渉を見送ったら、他の球団で伝説的選手に育ってしまったという痛恨の失敗が2度もあった! どんな人間にも欠点があります。しかし、その欠点が気になってしまって大きな長所を見逃し、その人物を低く見てしまうと、大きな逸材を逃してしまうことになります。 欠点よりももっと長所を見るようにする。欠点を見ることで長所が見えなくなってしまうことを防ぐ。強いチームを経営するには、そのようなしっかりとした選