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2020年5月の記事一覧
537:「クリエイターになりたい」よりも、「クリエイターとして何を作りたい」が大事。[トップリーダーズSelect]
世界的な広告賞をたくさん受賞したアートディレクターは、「クリエイティブディレクターになるためのアドバイスをください」という質問に対して、あることをし続けることを提言した! 企画職を目指してくる人はすごく多いですが、「ではあなたの企画を見せて」と言われたら、「えっ、今から教えてくれるんじゃないですか?」と手ブラな人が大半です。発想力が自慢だという人もみんな、「頭の中にはあるんですけど」などと平気で言います。 クリエイターになること自体は、そんなに大変なことではありません。大
535:同じ事業を同じように続けて頭打ちにならないように、次の事業の矢を弓につがえる。 [トップリーダーズSelect]
全く異なる製品で首位を独走していた機械メーカーで、社内の反対に遭いながらも新たな事業の芽として取り組み始めた冷蔵庫事業が、やがて世界シェアナンバーワンへと上り詰めた! 同じ事業をずっと繰り返していても、社会や景気が激変してその事業がダメになった時に、次の事業の準備に間に合わずにピンチとなります。経営者は常に、いつでも発射できるように弓に矢をつがえておくのと同じく、次の新しい事業を用意しておかなければなりません。 「そんな新しいこと、やる必要があるの?」と危機感のない人から
534:採用した人材たちの理念が揃わないと、誰のためでもない無駄な時間がやたら生じる。 [トップリーダーズSelect]
アパレル会社が急拡大路線の中で学んだ失敗から、採用に関する根幹のベクトルを見直したところ、他社の内定を全て持っているのにわざわざやってくる入社希望者が殺到する人気会社になっていった! 理念が違う人が混じると、お客様のためでも誰のためでもない、ただ議論だけの時間が生じて会社は前に進まなくなります。理念を共有するためには、積極的に理念を発信しておかなければなりません。 同じ方向を向いている同志を集めようと思ったら、会社はどのようなことを発信しておかなければならないでしょうか?
532:今の仕事を極めれば、他所からノウハウを持ち込まなくても解決策が中から見つかる。 [トップリーダーズSelect]
多くの格闘家が「最強を求める」ことを理想とするが、オリンピックで前人未到の大記録を打ち立てた柔道家には「最強を求める」という思想はなく、しかもフィジカルの数値は全般的に通常のアスリートよりも下だった! セミナーをたくさん受講したり、ビジネス本をたくさん読んでみたりして、いろんな新しいノウハウを取り込むのはいいけれど、いつの間にかどんどん経営がブレていってしまうというような事業者はたくさんいます。 よそからノウハウを持ち込むのではなく、自分の仕事の中にこそ最大の鍛錬があり、
531:地元地域のことをどれだけ大切にして、どれだけ貢献することができるかが大事。 [トップリーダーズSelect]
業界最年少の就任となった社長が、エッジの感じられなくなった地域に、その地域の元気の源になる方針で改革を行ったところ、プロ野球チームは満員試合数が10倍以上にも増える大人気球団へと生まれ変わった! 地元のことをどれだけ大切にしてくれているかが、地方の会社の強さです。その地域の人々のためにどれだけ力を尽くしているか。遠方の集客ばかりにとらわれているとそこを見逃してしまいがちです。 自分たちの地域のために、自社はどのようなことで貢献をでき、どのような力を生み出すことができるでし
530:注目されていない頃から「自分にはこれしかない」と極めている人が、最終的には最も強い。 [トップリーダーズSelect]
事故による障害で料理人としては絶望的なハンデを負ってしまったものの、誰も見向きもしなかった部位を極めていくことで、世界中から評価され人が集まる超有名店へと変貌させた! 何かブームが来た時に、そこから動き始めた人よりも圧倒的に強いのは、ずっと前からそれを続けてきた人です。注目が集まっていない頃からその分野を極めていたことで、一気に注目が集まるのです。 「自分にはこれしかない」と信じて覚悟を決めて取り組むことで、後から来た人は全くついてこれないほどのステージに上がることができ
529:ヒット商品を多く生み出したければ、まず研究開発の環境と意識を改革する。 [トップリーダーズSelect]
先代の死によって若くして就任した新社長が、職人気質であった商品開発室に対してある無謀な改革案を支持した時、開発者たちからは反発の声が上がったが、その改革の結果、次々とヒット商品が生まれていって、ついにメーカーシェアにおいて首位に駆け上がった! 新商品のサクセスストーリーを見て「こういうものが棚からぼた餅で生まれていいな」などと思ってはいけません。それは決して棚からぼたもちではなく、過酷な開発頻度の多さから生まれてきたものなのです。 ヒット商品は何もしないところから偶然に生