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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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2019年9月の記事一覧

452:共通言語となる部分の習得がなければ、一流のステージに立つのが遅くなる。 [トップリーダーズSelect]

世界的にトップクラスの技術が認められている眼科医が、日本の医師たちからは妬まれ嫌がらせを受けてしまうが、日本の医師や医師志願者の多く圧倒的に足りないものは、英語での医学教育だった! 優れたクリエイターほど、なぜ過去の名作などをたくさん見ているのか。それは過去の技術を取り入れるということだけではなく、多くの一流人たちとの共通の話題、つまり「共通言語」ができるからです。 共通言語があれば、情報を得たり正解に行き着いたりするスピードが圧倒的に上がり、共通言語がなければ、独りよが

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451:厳しい要求の先にプロフェッショナルとしての大きな可能性が広がっている。 [トップリーダーズSelect]

世界的に羽ばたいて大きな評価を集めるアーティストが、過去を振り返った時に最も辛かったと感じたのは孤独な下積み時代よりも、世界に導いてくれたプロデューサーと出会った後の時代だった! 仕事で大事なのは有能なプロデュース役の役割の人との出会いです。しかし有能なプロデューサーは決して相手を甘やかしません。そうでなければ、その世界でとても通用していくものではないと分かっているからです。 プロデューサーの役割の人からの要求に食らいついていくことができるか。たとえ苦しくてもその課題をこ

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450:後発組は不利ではなく、先発組の隙を見つけられるというメリットがある。 [トップリーダーズSelect]

クレジットカードがまだ世間的に主流ではなかった時代に、後発組のクレジットカード会社が業界を席巻してトップに躍り出た一番の原因は、先発組のクレジットカード会社のクレジットカードに対する考え方の中にある盲点にあった! 後発の会社は不利だと思われますが、先発の会社のどこに隙があるか、先発の会社がどこを見落としているか、ということを参考にさせてもらえるというメリットがあります。 ライバル企業が本気になっていない部分、軽視している部分を見つけるためには、どのような情報収集方法が必要

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449:不足していることを嘆くより、不足しているからこその強みを作り出す発想。 [トップリーダーズSelect]

客足が遠のき衰退する小さな温泉地の、何もない家族経営の温泉旅館が、海外の雑誌のリサーチに名乗りを上げて取材を受けたところ、外国人観光客が殺到する人気旅館へと生まれ変わった! お金がない、人がいない、知名度がない…と、無いことや不足していることをいつまでも嘆いている人をよく見ますが、愚痴で問題が解決するわけがありません。「無いなら、どうするのか」を考えなければなりません。 そして、その無いことや不足したことを逆に利用する発想が大事です。それを求めているお客様がどこかにいるの

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448:言葉では伝わりにくいことを意識して、伝わりやすい表現を追求していく。 [トップリーダーズSelect]

自分たちの業界では当たり前だと思っていて普通に使っている言葉の中にも、お客さんにとってはこれだけ分かりにくいという用語がこんなにも潜んでいた! 「なぜお客様にはこれが伝わらないのだ?」と不思議に思っていても、実は自分たちが「これは常識だ」と思っている事象や表現が、相手にとっては全く意味が分からないこと、ほとんど理解できないことであるということは多々あるものです。 基本的には「自分たちの常識は相手には完全に伝わっていないんだ」と理解することが、情報発信では大事なことです。も

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447:とにかく売れればいい、という姿勢ではブランディングは形成できない。 [トップリーダーズSelect]

集客も難しい立地の悪い場所に、コンセプトを確立してデザインショップを開業したところ、当初は全く来客はなかったが、次第にコンセプトを理解するお客様が集まってきて、やがて各都道府県進出が見えるほどに全国へと展開していった! あそこの会社は社名がブランドだからいいよなあ、うちの社名がブランドになったらいいなあ、などという経営者や担当者がよくいますが、ブランドというものは掲げたら売れる広告塔ではありません。ブランドというのは信頼の証拠のようなものです。 ブランドが信頼を表すのなら

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446:人間も会社も、成長をしたければあらゆることに「多様性」を持ち込む。 [トップリーダーズSelect]

倒産寸前の子会社を黒字化し、20年以上連続黒字を達成して親会社から独立し、ダイバーシティ経営に関する数々の賞を受賞して有名になった会社が実行したことの一つが、新卒一括採用をやめて通年採用にしたことだった! 成長が止まっているのは、多様性を失った時です。いつも同じような人とつるみ、いつも同じような情報源しか持たず、いつも同じような生活しか送っていない、そういう多様性の喪失が、人間をダメにします。 これは会社経営も同じこと。多種多様の環境にいることで、人間は成長し会社は活性化

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445:ただ「作業」をしているだけなのは「仕事」とは言わないことを、強く意識する。 [トップリーダーズSelect]

早朝からビラ配りのために集合をかけていたものの大雨が降ってきた際、一人は自転車でずぶ濡れになってやって来て、一人は確認の電話を入れたが、企業を発展させた創業者はある一方を強烈に怒鳴った! 働いている人が取り組んでいることには「作業」と「仕事」があります。みんな自分の「仕事」をしていると思っていても、それは「仕事」ではなく単なる「作業」である、ということも多々あります。 言われた「作業」を、どう自分なりに「仕事」に変えていくかということが、本来の仕事です。上司に言われたこと

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444:全員が同じ勉強をしなければならないのは、全員が共通言語を持てるから。 [トップリーダーズSelect]

アシスタントが次々とプロデビューを果たしていくことで知られる漫画家の制作現場では、決められたルールが「無口にならないこと」というたった一つだけだった! 全員が基礎的なことを勉強していることが必要だと言われても「自分はそんなの勉強しなくていいんです」と、はねのける人がいます。しかし、その人は単純に知識が入らないだけではなく、全員との共通言語を得られないことになります。 共通言語がないと、そのチームで作り上げていくことにものすごく時間がかかってしまうから、同じ勉強が必要なので

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443:売上目標や販売目標は年間や月間よりも、短いスパンで決めることが大事。 [トップリーダーズSelect]

トラック1台の運輸業から一代で東証一部上場へと発展していった物流会社の転換点は、社員たちの目標設定を「とにかく短期間にしてしまう」という工夫をしたことだった! 「1年の間に、これだけのことをやろう」という目標を立てると、半年経っても「まだ半分ある。これから本気を出せばいい」などと言ってなかなか動き始めません。目標のスパンが長いと、何も動き出さないのです。 今は時代の流れがすごく早い時ですから、目標のスパンも短くしてしまう。売上目標は月間ではなく週間、1日ごとと短くしていく

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442:長い流通過程の中で否定されたものの中に、ビジネスチャンスが眠っている。 [トップリーダーズSelect]

都会の人たちの食卓にまでなかなか届くことがない地方の農産物や産品が、スーパーや食料品店などのお店を通さなくても、ある媒体に乗っかることで都会の人たちに届き、地方の良さを次々に目覚めさせた! 生産者から卸業者、流通業者から小売業者と、商品や食材の流通過程はとても長い距離とたくさんの中継ぎの人たちがいます。そして、その中継ぎの多さの中でボツになったもの、不合格になったもの、捨てられたものはたくさんあります。 しかし、「商品」になれなかったものの中には、消費者にとっては「実は欲

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特集14:内面から最高の能力を発揮せよ!「食で生まれ変わったトップパフォーマー特集」3冊 [特集リーダーズ]

何かの分野について知りたい、何かの知識について調べたい、こういう人の話を読みたい、と思った時には、そのジャンルや方向性のものを複数読んでみるという方法も有用です。 そこでこのコーナー「特集リーダーズ」では、あるテーマに沿った本をまとめて3冊程度を一気にご紹介していきます。 一つのテーマをいろいろな視点から多角的に眺めてみる、そんな洞察力を養うために、ぜひ活用してみてくださいませ。 【第14回】内面から最高の能力を発揮せよ!「食で生まれ変わったトップパフォーマー特集」3冊

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441:業界の常識を破るためには、先送りにせずにすぐさま取り掛かる。 [トップリーダーズSelect]

やがて来るであろう社会変化を予期しながらも誰も変化に踏み出さない中、問題を先送りせずに早く取り掛かった地方ホテルが、そのまま軌道に乗って全国に300店舗を展開する大チェーンとなった! 「いずれこんな時代が来るだろう」「いずれこのままだと時代遅れになるだろう」というのは、多くの人が頭では分かっていながら、いつまでも変わることができずにズルズルと続け、いつの間にか時代遅れになって滅びていきます。 社会変化があると分かっているならば、問題は先送りせず早めに準備しておくのです。そ

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