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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
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2018年10月の記事一覧

312:お金をかけなくても「いつも目にする」を実現して信頼を集めることができる。 [トップリーダーズSelect]

これまで入学生は常に定員割れ、7割が未内定で学生たちは皆コンプレックスの塊だった低偏差値の地方大学が、異業種からやってきた就職課課長が仕掛けた戦略の数々によって、全国平均よりはるかに高い90%前後の就職率に跳ね上がり、入学志願者も定員に対して4倍を超えるほどの人気大学へと成長した! 「常に目にする」「いつも目にする」というのは大きな武器です。それは高額な広告掲載費を払って露出を増やす必要はなく、いつも元気に挨拶をする、いつも分からないことは質問するというように、お金をかけな

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[トップリーダーズ通信] 2018年10月号

「トップリーダーズ通信(TR通信)」は、『トップリーダーズ』に関係する諸連絡、新たに始まるコーナーのご紹介、また「発想源」シリーズのコンテンツのご紹介など、学級新聞的にお伝えしていくコミュニケーション記事です。 気楽に読んでいただければと思います。 《トップリーダーズ通信 2018年10月号》 ■「トップリーダーズSelect」が300冊を超えました! 「トップリーダーズSelect」(TRs-Select)はこれまで多くの本を取り上げてきましたが、ついに300冊を超

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311:「お客様の代わりにどれだけ手間ひまをかけているか」が今後の商品の鍵となる。 [トップリーダーズSelect]

京料理の大家として有名な名料理人も、独立した店を口コミで繁盛店に押し上げた新進気鋭の料理人も、大事にしているものは難しい技術や美しい盛り付けよりも、「日常のおかず」だった! 豪華絢爛な内装も、驚きの高価な原材料も、時を過ぎれば次第に陳腐化して飽きられるものです。ずっと長くお客様の信頼を集めるには、「手間ひま」がキーワードになっていくでしょう。 自社はお客様のために、どれだけの手間ひまをかけて製品やサービスを生み出しているか。手間ひまとは「心」です。お客様にどのような「心」

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歴史本16:限界が見えてきた時は、いったん時間をとって離れてみる。 [歴史発想源]

歴史こそ、史上最大の財産! 人類が長きにわたって紡いできた歴史そのものこそ、今に生きる私たちが学ぶべきことができる最も大きな参考資料です。 過去の大勢の人が必死に考え、真剣に実行してきたこと、そして成功し、失敗してきたこと、それらの経験を学べる位置に、私たちはいます。 国家経営、流通貿易、芸術創作などあらゆる歴史は、現代の経営者やクリエイターたちにたくさんのことを教えてくれます。 「歴史本の棚」は、大の読書嫌いの主宰・弘中勝でも読むことができた歴史本の中から、皆さんに

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[ニッチな本棚]06:達観しすぎるアイドルの、すごい生き方

書店には「売れやすい本」ばかりが並ぶので、本の内容はどれを見ても定番・ベタ・鉄板のテーマばかり。 そんな中、「よくこんなテーマで出版しようと思ったな!」と思えるような「ニッチなテーマ」に迫る本に出会うことがあります。 そんな「ニッチ」なテーマの内容の本を取り上げるのが、この「ニッチな本棚」のコーナー。 ニッチなジャンルの本を知ることで、専門分野やPRしにくい話などを、どのような切り口で発信できるか、といったヒントが見つかるかもしれません。

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310:現地で立ち往生して困り切ったという場面こそが、ビジネスチャンスの元となる。 [トップリーダーズSelect]

ノーベル賞受賞者やその関係者たちが、授賞式のために日本からスウェーデンへと飛んだ時、現地でその準備ができないという立ち往生が予想されたが、これまでの日本人受賞者の授賞式での様子を見かねた人がそのサポートのために立ち上がってくれた! 万全の準備をして海外に行ったり新しい市場に挑戦したりしても、予想外のことや意外なことで現地で立ち往生して困った、というケースはものすごくたくさんあります。それはレアケースであっても、今後同じように困る人がずっと出続ける可能性もあります。 「立ち

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309:従来のイメージの中だけでしか分析できない人は、新しいものを生み出せない。 [トップリーダーズSelect]

「そもそもその地域ではシャワー文化でお風呂にすら入らないのに、誰も温泉になんて入るわけがない!」とメインバンクが散々にこき下ろして温泉リゾート施設建設の融資に難色を示したが、オープンしてみれば年間10万人以上の近隣住民が温泉に入るためにやって来た! 裸足の原住民しかいない地域に行って「靴は売れない」と分析する人と「靴がめちゃくちゃ売れる」と分析する人がいる、という例え話はマーケティングの基礎を語る上でよく出て来ますが、自分のイメージの中だけで分析する人は「うまくいくわけがな

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308:「お金がかけられないこと」は、企画を生む者にとっては逆に発想の着火剤となる。 [トップリーダーズSelect]

テレビ業界で番組制作の予算がどんどん減らされている中、毎年放送されるほど人気を集めている特番を生み出したプロデューサーがその企画を発想したきっかけは、お金をかけないという制限の中から生まれた「□□を使う」という発想だった! 「その企画はお金が足りないからできません」というのは、もう今の時代では企画の現場では禁句となっています。お金が足りないからどのようなアイデアでそれを埋めるのか、という発想ができないと企画者にはなれません。 常に発想で勝負することが、企画の必須条件。むし

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漫画23:この漫画に学ぶ「男気あふれるスポ根の精神」 [漫画発想源]

学びと実践のために「漫画を読む」というのもまた一つの「読書」である! と考えて、漫画作品や漫画関連の話題から発想や企画のヒントを見つけるのが、この「漫画発想源」。 「漫画なんてビジネスに関係ないでしょ」なんて、とんでもない。漫画はその作品の内容から、さらにはその作品の企画自体から、いろんな発想源を見つけることができます。 いろいろな漫画の中から見えてくる、効果的な会社経営のやり方や、PR力を持つ企画の発想などなど。あなたにはここから、どのようなヒントを見つけ出すことがで

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307:デザインは外観や設計だけではなく、会社の信念や理念にまで及ぶもの。 [トップリーダーズSelect]

これまで航空業界では計器に異変を起こすだろうという先入観にとらわれていて誰も思いつかなかった発想を採用したところ、検査を繰り返しても安全性に全く問題はなく、グッドデザイン賞を受賞するほど注目を集めるデザイン性を持つ航空会社となった! デザインは最先端で見た目を引く見てくれを装えばいいのではなく、会社の理念でなければなりません。自分たちの意識がデザインに投影され、自分たちもそのデザインに見合う変化をしなければならないのです。 デザイナーと打ち合わせをする際に、そのような部分

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306:同じことを質問しているつもりでも、文章や構成の違いで調査結果は大きく変わる。 [トップリーダーズSelect]

創刊準備の際に、事前に下調べしておいた市場調査と、最終的に行ったヒヤリング調査とでは、ほとんど同じことを聞いているはずなのに、想定していたものとは全く異なる調査結果が出たことが、後に誰もが知る大人気雑誌になるきっかけとなった! 質問文はちょっとした表現や構成の違いで、全く異なる調査結果になってしまいます。例えば「一人で焼肉を食べますか?」という質問と「ひとり焼肉をしますか?」という質問では、同じことを聞いているはずなのに「はい」と「いいえ」の比率が全く異なってしまうのです。

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305:当たり前に思っているお客様への応対が、実はお客様を遠ざけている危険性。 [トップリーダーズSelect]

お客様とのガチンコ勝負の現場を生き抜いてきた実演販売のプロが、丁寧な挨拶を指導する百貨店やデパートの店員教育を見て、「わざわざお客様を遠ざけてしまっている」と一刀両断する! 丁寧な接客はなぜ大切か。「丁寧だけれど、丁寧がゆえにお客様を遠ざけている」「丁寧がゆえにお客様を逃している」ということに気づかずに、「丁寧なのが普通だから」という常識にとらわれて低迷している小売店は大手も含めてものすごくたくさんあります。 「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」という、どの店も当

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304:「経費精算」についての意識が低い店舗は、確実に成績も低迷していく。 [トップリーダーズSelect]

売上やモチベーションが下降している店舗に若き改善担当者が入って調査したところ、バックヤードに置かれていた段ボールの中から、会社の経費で購入された意外なものがゴロゴロと発見された! 会社の経費でいろいろなものが支給されることを知って、「いかに会社からお金を引き出すか」ということばかり考える社会人がかなり多くいます。しかし経費精算の意識が非常に低い部署や店舗は、確実にその勢いを落としていくことになります。 自社には経費精算に対して、どのような理念があるでしょうか。社員たちは経

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303:憧れの相手に会った時には、舞い上がって後で後悔のないようにする。 [トップリーダーズSelect]

ウーマン・オブ・ザ・イヤーにも輝いた女性事業家が下積み時代、勉強会の講師として招くことができた自分の憧れの人から、勉強会の終了時にその会場での応対について痛烈な一言を浴びせられた! 自分がずっと会いたかった憧れの人、ずっと話を聞いてみたかった著名な人などと会った時には、つい舞い上がってしまい、後から「こんなことも聞いておけばよかった」「あんなこともやってもらえばよかった」と後悔してしまうことがよくあります。 後で悔やむくらいならば、出しゃばり過ぎだと思っても聞いておくべき

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