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2018年6月の記事一覧
260:自社が放送局、自分が出版社になって情報を即時発信できるスピードの時代。 [トップリーダーズSelect]
広告代理店を通して番組を制作し放送局に届けるという通常の通販番組の制作ルートをショートカットして、自前でスタジオと放送局を持つことを決意し、当初は誰もが反対したが、始めてみれば年商1700億を超える巨大企業へと成長した! 今や、誰もが「今すぐ」「簡単に」情報発信ができる時代です。放送の完パケにしたり、本を編集して出版したり、チラシを印刷して新聞に折り込んだりといったかつての情報の発信の仕方は、あまりに時間が遅すぎてどんどん時代遅れになっていっています。 今や誰もが放送局、
259:一流の経営をしていたら、著名人との握手写真や直筆サインなどは必要ない。 [トップリーダーズSelect]
進出した土地では新参者の飲食店が、女性を気遣って一流店を目指して高級感を出していくようになると、やがて店は全国に進出する業界の雄となり、従業員数2,550人の大企業へと成長した! 有名人と握手している写真を社長室に並べている会社、芸能人のサインをたくさん壁に貼ってある飲食店は結構ありますが、そのようなものは一流のふりをする二流以下の会社やお店が、二流未満の人に自慢したいだけです。 一流の仕事をするためには、そのような二流以下の証を一切見せないようにしなければなりません。本
258:コストがかかることは、お客様と一緒にエンターテインメントとして盛り上がる。 [トップリーダーズSelect]
搭乗率が50%を切り経営破綻状態にあった弱小航空会社の新社長に就任した経営者が、思い切ってデザインの変更を一般人の募集へと踏み切ったところ、多くの人が飛行機を使うようになり、航空会社の経営は大きく蘇った! コストがかかることを「その費用はどうしようか」「その面倒な作業は誰がやろうか」とネガティブに会議で話し合ってしまうと、じゃあ問題は先送りにしようとなってしまい、実行したとしても誰もがイヤイヤやってしまうので効果が上がりません。 大変なことは、お客様を巻き込む「エンターテ
257:川上から川下までトータルコーディネートできる人が、業界から必要とされる時代。 [トップリーダーズSelect]
百貨店の勤務経験者がテレビの世界に入ってきたことで、テレビ番組の中のある分野についてはプロがうなるほど高度なリアリティを持つ劇的な変化を起こし、後進も多く続く新たな職業が確立された! 商品は売ったらそれで終わり、渡したらそれで終わりではありません。そこから先、どのように商品棚に並んでいるか、どのように説明をしてもらているか、その最後の最後まで気にしているでしょうか。 そんな最終的なコーディネートまでできる人は、その業界から個人的に大きく必要とされ、トータルコーディネートを
256:「前例がないからやらない」ではなく、「前例がないからこそ意味がある」と考える。 [トップリーダーズSelect]
他局がやっていないからダメだ、誰もやったことがないから無理だ、と周囲から反対され続けていた企画を、関連部署に納得させて放送してみたら、誰もがその名を知る大人気番組へと成長した! 「前例がないからダメです」というのは多くの担当者が断るための文句として使ってきた言葉ですが、前例がないからこそやる、誰もやっていないからこそやる価値があるという考え方でなければなりません。 「誰もやっていないからこそ面白い、やろう」という社風を持つためには、自社にはどのような工夫が必要でしょうか。
253:自分の今の仕事が本当に「天職」なのかどうかを確かめて、未来を切り開く。 [トップリーダーズSelect]
細々と2つの事業を続けていた社長が、地元で成功する社長との話で衝撃を受け、ずっと天職だと思い込んでいた本業を思い切って廃業して、恥ずかしながらやっていた副業を天職だと決めて再起したら、1年で年商2億円、10年で年商100億円を突破する急成長を果たした! 「天職」に出会える人は、幸せです。天職だと思える仕事に出会うこともなく、ただ何となく今の仕事を続けている人、仕方なく今の仕事を天職だと思い込んでいる人も、多くいるのではないでしょうか。 「天職」を見つけるには、どうすればい
252:業界の悪習の呪縛から逃れて、シンプルな原点に立ち返るためにはどうするか。 [トップリーダーズSelect]
大手スーパーの価格支配や業界の悪習から脱却して、それまでの常識にはなかった日本初の製法で新商品を編み出し、業界初の株式公開を果たすほどに成長した会社の飛躍のきっかけは、社長が何気なく「辞書を引いてみたこと」だった! 長くその業界に浸かっていると、業界の慣習に慣れきってしまって、それが自分たちの都合を優先するあまりお客様のニーズとは乖離しているということを意識することがなくなってしまいます。だから、業界の常識を疑うのはとても大事なことです。 そんな時には、まずはシンプルな原
251:ただ相談窓口を設けたというだけでは、問題発見にも問題解決にもならない。 [トップリーダーズSelect]
市長自ら学校の生徒たちのいじめ問題解決の取り組みを行い、相談ダイヤルやスクールカウンセラーなどの設置に動くも、子どもたちからの相談がいっこうに増えないので、子どもに直接訪ねてみると、子どもたちがいじめの相談をしない理由が数多く見つかった! 「お客様の声を聞く」という理由でお客様相談ダイヤルを設置しているという会社はよくあります。「社員たちの悩みを聞く」という理由でカウンセラーを置いているような会社もあります。 しかし、窓口を置いただけで「みんなの声を聞く」ことができたと思