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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
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2018年3月の記事一覧

221:一流のノウハウやツールは、命に関わる過酷な環境の中にヒントがある。 [トップリーダーズSelect]

減量が過酷なプロボクシングの世界で、炭水化物の三大要素や野菜の五大要素がすべて入って栄養バランスが良く、消化も良くて毎日アレンジできて飽きず、食べた満足感があり精神的なストレスもなく、チャンピオンが好んで口にしジム生たちのノックアウト負けが一度も無くなった、理想の食材が見つかった! わずかな調整が結果の差となるプロスポーツの世界、一瞬の油断が命取りになる宇宙探検や軍事の現場、限られた道具しか持ち込めない南極観測やヒマラヤ登山など、過酷な環境では超一流のノウハウやツールが求め

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220:企画力・交渉力のある人は「担当者が逃げられない仕掛け」を用意する。 [トップリーダーズSelect]

中央省庁出身であまり縁のない都市で市長選に当選してしまった新市長は、その経験で「水戸黄門の印籠のような役割のテレホンカード」を作ることで、中央省庁の役人たちを味方につけて国から資金を次々に獲得していき、都市を大きく発展させた! 新しいことを始めることから逃げたがる担当者は多いもの。いくら魅力的な提案をしても、面倒だから真剣に動こうとしません。 だから提案力や交渉力がある人というのは「逃げられない仕掛け」を作ります。担当者がやらざるを得ない、話を聞かざるを得ないような仕組み

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歴史本09:勢力分布の移り変わりをビジュアルで表現する  [歴史本の棚]

歴史こそ、史上最大の財産! 人類が長きにわたって紡いできた歴史そのものこそ、今に生きる私たちが学ぶべきことができる最も大きな参考資料です。 過去の大勢の人が必死に考え、真剣に実行してきたこと、そして成功し、失敗してきたこと、それらの経験を学べる位置に、私たちはいます。 国家経営、流通貿易、芸術創作などあらゆる歴史は、現代の経営者やクリエイターたちにたくさんのことを教えてくれます。 「歴史本の棚」は、大の読書嫌いの主宰・弘中勝でも読むことができた歴史本の中から、皆さんに

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219:自分たちの業界とは関係のなさそうな人たちと積極的に会って話を聞く。[トップリーダーズSelect]

大きなブームとなったテレビ番組の人気企画は、放送作家が一般企業の経営者との食事中に聞いた、テレビ制作の人間たちがほとんど気づいてもいなかった若い人たちのブームの兆しを検証するために生まれた企画だった! 何年も同じ業界で働いていると「その業界のことならなんでも知っている」と思いがちですが、同じ業界の人とだけ話していては時代の流れから取り残されていって、お客様の「今」が分からなくなってしまいます。 自分たちとは直接関係なさそうな職業や年代の人たちと積極的に会っていき話していく

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218:一見本業とは遠そうな領域の研究や勉強が、やがてその業界を一変させる。[トップリーダーズSelect]

菓子製造の現場の大変さに疑問を持った菓子職人が、機械の研究と物理学という全く別の分野の研究に没頭したところ、菓子業界を一変させる世紀の大発明を生み出し、会社は一部上場を果たした! プロが自分の扱う分野のことについて詳しいのは当たり前。そこからさらに一見離れた分野の知識や経験を積んでいき、それを本業の変革に活かすことができる人こそが、本当のプロフェッショナルです。 業界内のみんなと同じことだけをやっていては、向上も変化もありません。業界内の中でおそらく自分しか学んでいないで

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217:PR力を大きく向上させたければ、表現の「伸縮力」を身につける。[トップリーダーズSelect]

「ラクかもしれない」「私にも書けるだろう」と多くの文芸志望者が軽く見てやってくる小説のジャンルは、決して自分が書きたい理想のものを書けばいいわけではない分野で、実は独特の能力を必要とするジャンルだった! ビジネスの世界にはPR力がつきもの。時にはキャッチコピーのように短い一言で多くの魅力を表現しなければならない時もあるし、ただ「品質が良い」「美味しい」ということだけを何千文字という多さで伝える機会が来る時もあります。 PR力に必要なのは、伸縮力です。短くても表現できるし、

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216:これからは「同業者の共感」よりも、「同調者の共感」が大事な時代。[トップリーダーズSelect]

その独特なコンセプトから銀行が倒産を明言して融資を引き上げたほど周囲の人にはほとんど理解されずに創業に至った田舎の温泉旅館は、オープンすると大きく評価する宿泊客が多く、開業3ヶ月目で平均稼働率90%をキープするほどの人気旅館となった! 同業者から全く理解されずに白い目で見られても、お客様からは大きく共感されて人気を集めるならば、それは成功です。同業者から理解されて納得されたとしてもも、お客様に支持されなければ意味がないのです。 自分の業界の中では非常識すぎてついてくる人が

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漫画16:この漫画に学ぶ「メディアごとの情報の価値」 [漫画発想源]

学びと実践のために「漫画を読む」というのもまた一つの「読書」である! と考えて、漫画作品や漫画関連の話題から発想や企画のヒントを見つけるのが、この「漫画発想源」。 「漫画なんてビジネスに関係ないでしょ」なんて、とんでもない。漫画はその作品の内容から、さらにはその作品の企画自体から、いろんな発想源を見つけることができます。 いろいろな漫画の中から見えてくる、効果的な会社経営のやり方や、PR力を持つ企画の発想などなど。あなたにはここから、どのようなヒントを見つけ出すことがで

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[トップリーダーズ通信] 2018年3月号

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215:事業や企画が未完成・成長途中であっても、お客様に愛され支持されるためには。[トップリーダーズSelect]

創業したものの技術が未完成でなかなか売り物としての商品ができなかったが、ある工夫でまだ成長段階のうちから舌の肥えた人たちの間で話題となり、その技術が完成するや宮内庁御用達を拝命するほどの一流店となった! 新しい事業や新しい企画を始めた時には、軌道に乗せるまでにどうするかが非常に重要です。まだ技術的にも成長段階にあるならば、その間はどのようにすればお客様に信頼され、支持されるようになるのでしょうか。 まだ未完成のうち、まだ成長段階にあるうちにも、お客様に愛されるようになるに

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214:まず自分たちがその商品の一番のファン、一番の愛用者になっているか。 [トップリーダーズSelect]

これまで村の特産品と言いながら村人が誰も飲んでいないものを発売していて、どこからも全く相手にされなかったが、逆の発想で作って村人たちが美味しいと納得するものへと改良したら、年間数百万本の出荷量を誇る大ヒット商品に生まれ変わった! その地域の特産品とか土産品などとうたいながら、リピートしない観光客だけに売れればいい粗悪な商品で、地元の人たちは決して買わない、といった品物が日本中にあふれています。また社内の人間が「うちの家族には与えたくない」というものをお客様に平気で売りつけて

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213:女性を登用しその力を発揮してもらうことが、未来を生き抜く鍵となる。[トップリーダーズ Select]

業界経験者である男性ばかりを支配人に起用すると稼働率が下がっていったのに、業界ド素人の女性を起用すると傾きかけたビジネスホテルは復活し、100店舗以上の巨大チェーンへと成長した! 「ビジネスの世界は男性のほうが向いている」と信じ込んで女性を低く見るような時代は、とっくに終わっています。いまや、新卒を採用しても女性のほうが有能で男性は使えない場合が多いという会社も多いのです。 これからの時代は女性をいかに活用するかにかかっています。そういう時代なのです。女性を活用できない、

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212:儲け度外視で最高の品質を求めたほうが、圧倒的な売れ行きに変貌する。[トップリーダーズSelect]

商品化に結びつかなくても超一流のトップアスリートに最高の道具を作り提供することだけを考える部署ができたら、ライバル他社たちを出し抜いて何億円にも相当するPR効果をもたらし、業界内での地位が大きく浮上した! 儲けがどれだけ、利益がどれだけ出るだろう、という予想から企画や製品を作っていったりすると、大抵は売れてもそこそこで終わってしまいます。度肝を抜くような商品にもならなければ、驚くほどの売れ方もしません。 儲けや効果測定は置いておき、目の前のお客様に大いに感動してもらう、と

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211:モノを担保に取らなくても、人間の中に担保を見出す物差しを持っておく。[トップリーダーズSelect]

20代で飲食店を開店した若者に、地元の信用組合は無担保で3000万円を融資し、さらにはそれを少しも返済していないうちから追加融資をしてくれたが、実は若者の日頃の生活のある行動が大きな担保となっていた! 「人を見る目がある」「人を見る目がない」ということをよく言いますが、「人を見る目」というのは相手の人間の中に担保となる信用を見つけ出すことです。モノがなくても、人間の中には担保があります。 モノを担保として人にお金を貸すのは誰でもできること。人間の中に担保を見出すような「人

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