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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中…
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ…
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2018年2月の記事一覧

208:会社を改革したければ、まず社員たち全員に儲けに対する意識の火を点す。[トップリーダーズSelect]

瀕死の経営状態の第3セクターの鉄道会社に別の業界から送り込まれた新社長は、社員たちの前で契約書をビリビリと破り捨てただけで数千万円の利益を生み出し、社員たちの意識を改善して3ヶ月で会社の黒字化に成功した! 会社が倒産寸前、瀕死の状態になっていても、「会社を変えてくれるのは経営陣の仕事だから」と他人事のように今まで通りに仕事を続ける社員は多くいます。会社の改革に必要なのは、経営者の戦略だけではなく社員全員の改革に対する意識です。 「儲ける」という当たり前のことについてもあま

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歴史本08:歴史はお笑いという創作のネタとして成立するか [歴史本の棚]

歴史こそ、史上最大の財産! 人類が長きにわたって紡いできた歴史そのものこそ、今に生きる私たちが学ぶべきことができる最も大きな参考資料です。 過去の大勢の人が必死に考え、真剣に実行してきたこと、そして成功し、失敗してきたこと、それらの経験を学べる位置に、私たちはいます。 国家経営、流通貿易、芸術創作などあらゆる歴史は、現代の経営者やクリエイターたちにたくさんのことを教えてくれます。 「歴史本の棚」は、大の読書嫌いの主宰・弘中勝でも読むことができた歴史本の中から、皆さんに

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207:社内や店頭の掃除をするならば、何のためなのかという本質を全員が理解する。[トップリーダーズSelect]

店頭の掃除をする際に専用の服装に着替えて徹底的に掃除し、近隣までどんどん清掃エリアを広げていった販売店が、いつしか地域に愛されるようになり日本一の顧客満足度をつかんだ! 「掃除は大事です」「掃除をしましょう」というスローガンを掲げているお店はたくさんあります。しかし「この掃除は何のためにやっているのか」を全員が理解しているという会社やお店はどれぐらいあるでしょうか。 その掃除の本質が分かるようになると、清掃のクオリティは格段に向上し、お客様から大きな信頼を集めることになり

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206:お客様を長時間待たせてしまった時に、少しでも楽しんで頂くという発想。 [トップリーダーズSelect]

大人気となって長い行列ができてしまったラーメン店で、お客様に待っていただく間に少しでも楽しんで頂きたいという想いで始めたことが、業界に注目されてテレビでも取り上げられて話題を呼び、さらには社長の夢まで叶えてしまった! 「長い行列ができるほど人気になったらいいな」と考える経営者は多いですが、実際に長い行列になってしまった時にお客様を長く待たせてしまい、そのお客様の不満を解消してあげるのは非常に難しいことです。 行列に待つお客様や予約を待っているお客様などに、少しでも楽しんで

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205:お客様が一緒になって楽しむことが、何よりの集客ツールになる。 [トップリーダーズSelect]

韓国で億万長者になった青年社長が事業を軌道に乗せるために起業してまず最初にやったことは、市場で一匹のある動物を購入したことだった! お客様が楽しんでくれると、その楽しい雰囲気そのものが集客ツールになります。楽しそうな雰囲気に寄ってきたお客様が、さらに楽しそうにしてまた次のお客様を呼び寄せてくれるのです。 自分たちも楽しく、お客様も一緒になって楽しんでくれるような企画をやるには、どのようなことが考えられるでしょうか? 各業界のトップリーダーたちの英知や意識を本の中から学ぶ

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204:すべてに全力を尽くすより気を抜く部分を作ることで、表現力は飛躍する。 [トップリーダーズSelect]

文字をキレイに書くコツは、すべての文字を一生懸命に丁寧に書いてすべてを会心の美しさに近づけることではなく、テキトーに書く「殺す字」を作っておくことだった! 自己PRのスピーチをすると時間いっぱいに言いたいことをギッシリ詰め込んだり、広告の原稿を作るとスペースいっぱいに伝えたいことをギュウギュウに埋め込んだりして、結局何が一番言いたかったのか分からない、というような表現をする人が多くいます。 発信はバランスです。とっても大切な核の部分と、その重要な核を生かすための他の支える

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203:ライバル他社がどれだけ規模的に強大でも、信念の大きさがその勝敗を決める。 [トップリーダーズSelect]

新規事業としてファストフードの店舗開発を任された中卒の担当者は、大企業が新規事業とした同業態ビジネスの一流大学卒の担当者と会話を交わした時、一流大卒の大企業社員のある一言で勝利を確信し、その勝敗はやがてその確信どおりとなった! ライバル会社が誰もが知る大企業だったり、ライバル他社の担当者が海外帰りの高学歴の逸材だったり、ライバル店が全国展開を果たしている巨大チェーンだったりすると、「そんな相手だとうちのような小ささでは太刀打ちできない」と尻込みをしてしまう人が多くいます。

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[トップリーダーズ通信] 2018年2月号

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202:形も品質も全く同じ商品を数社が扱っていても、お客様が選ぶポイントはどこかにある。 [トップリーダーズSelect]

向かいのスーパーに売っているカレー粉と、自分の店で売っているカレー粉は味も形も全く同じモノなのに、「うちのほうが美味しいと言わせてみろ」と創業者から突きつけられた難問に対して、2代目社長は考えていくうちに名物社長として開眼していった! 他社でも全く同じモノを売っている、同業者も全く同じサービスを行っている、ということはビジネスの現場では多々あります。 しかし、それがたとえ値段も品質も形も全て一緒のものであっても、お客様は必ず「こちらから買おう」と選ぶので、どこかに選ぶポイ

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201:評論家肌の人たちの批判や批評は恐れず、自分の信じる道を突き進む。 [トップリーダーズSelect]

日本では先輩料理人や評論家達から批判が集まり認められなかった新進気鋭のフレンチシェフは、逆にこれまでの日本人料理人がやってこなかったことを積極的に受け入れることで、先に海外で大きく評価されるようになり、その結果日本でも評価をされるようになった! 若く新しい感性を持ち込む人が、既存の旧来の諸先輩に目の敵にされるのは、世の常です。だからといって、旧来の人たちの批判を受けて自分のやりたいことを捻じ曲げる必要はありません。 海外や有名人などで高い評価を得るようになると、なぜか一転

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200:常に信義を守り道義に外れない行動を取ることが、世界からの信頼を集める。[トップリーダーズSelect]

日本人の勤勉さを幼少期に間近で見て尊敬をした一人の外国人が、やがてその国の大統領に就任し、両国は深い友好関係で結びつくことになった! 日本のことを「いかに世界から遅れているダメな国か」とこき下ろす外国かぶれの有識者が、とってもたくさんいますが、日本は日本人が思っている以上に世界から好かれています。 祖先たちの行ないによって日本が海外から絶賛されているように、私たちもまた外国に対して恥ずかしくない行動を取らなければなりません。今の私たちができることとは、何なのでしょうか?

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漫画15:この漫画に学ぶ「複数のアナザーバージョンという楽しみ方」 [漫画発想源]

「まぐまぐ大賞2017」のビジネス部門を受賞した、経営者・マーケティング担当者向けメールマガジン『ビジネス発想源 Special』には、漫画から経営や企画のヒントを見つけるという趣旨の、「漫画発想源」という不定期連載のコンテンツがあります。 学びと実践のために漫画を読むというのもまた一つの「読書」である!と考えて、この「漫画発想源」を『トップリーダーズ』でも転載していきます。 いろいろな漫画の中から見えてくる、効果的な会社経営のやり方や、PR力を持つ企画の発想などなど。あな

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199:目指すべき目標や判断すべき基準の数値は、時代とともに変わっていく。[トップリーダーズSelect]

野球の戦略の考え方も時代によって変わっていく中で、現在ではプロ野球でも評価の高い打者は「打率の高い打者」ではなくなっており、新たな指標が求められるようになった! 目指すべき目標や判断すべき基準として同じ数値をずっと使い続けていると、時代が変わっていけばその数値にこだわり続けることや、その数値自体があまりその時代に即したものではなくなっていきます。 自分たちがこれまでずっと当たり前のように使い続けてきた数値や指標は、今の時代では過去の時代に比べてどのように修正していかなけれ

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198:業界をさらに発展させるには、他流試合にも覚悟を決めて全力で挑戦する。 [トップリーダーズSelect]

通常では決して指さない一手を指した結果敗北してしまった棋士に対し、多くのメディアはその一手を敗因として非難したが、実は敗因は別のところにあり、その一手は従来の将棋とは違う戦い方が必要な場面での良い戦略だった! 昔の武芸でいう「他流試合」のような、他の流派や他の業界と競うことを嫌がる人はものすごく多くいます。 しかし、他流試合を避け続けると自分たちの殻に閉じこもる世界になっていくだけです。その業界を発展に導く人は常に、覚悟を決めて他流時代に臨むプロフェッショナルなのです。

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