3分の1ルール|フードロスを減らすために私たちができること
フードロスは、私たちの日常生活に深く関わる問題です。家族の食事を考えながら、節約を心がけている多くの主婦の方々にとって、食べ物を無駄にすることは心苦しいものですよね。
そこで前回は、スタッフ自己流フードロス削減ライフハックをご紹介しました。
実は、私たちが気づかないうちに食品が廃棄されてしまう背景には、「3分の1ルール」という仕組みが関わっています。このルールを知ることで、フードロスを減らし、家計にも地球にも優しい選択ができるようになります。私たち一人ひとりの行動が、持続可能な未来に繋がるのです。
3分の1ルールとは?
「3分の1ルール」は、食品業界で広く採用されている規則で、製造日から賞味期限までの期間を3等分し、そのうち最初の3分の1を「製造・出荷期間」、次の3分の1を「流通・小売期間」、最後の3分の1を「消費者の手に渡る期間」としています。このルールに基づき、食品は小売店に並ぶべき期限が設定され、それを過ぎると販売されなくなります。
ちなみに賞味期限と消費期限の違いはご存知ですか…?
賞味期限
食品の風味や品質が保たれる期間を示しており、比較的日持ちする商品に設定されます。この期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありませんが、味や品質が低下する可能性があります。
消費期限
安全に食べられる期限を示しており、生鮮食品やお惣菜など、比較的短期間で消費する必要がある商品に設定されます。これを過ぎると安全ではなくなる可能性があるため、必ず守るべき期限です。
「3分の1ルール」のメリットとデメリットは?
メリット:新鮮で安心な食品を手に入れやすい
私たち消費者が新鮮で安全な食品を手に入れやすくなる点です。家族の健康を守るためには、食べ物の品質が重要です。このルールによって、賞味期限や消費期限がしっかり管理され、小売店の棚には新鮮な食品が並ぶように設計されています。特に、子どものいる家庭では、安心して食べさせられる食品を選ぶ上で、大切なポイントとなります。
デメリット:フードロスの増加につながる
賞味期限がまだ残っていても、流通や小売の段階で期限が迫ると、商品は販売されずに廃棄されることがあります。これは、特に家庭での食材選びに敏感な主婦の方々にとっても悩ましい問題です。まだ食べられる食品が捨てられることは、無駄遣いにもつながりますし、結果として家計にも影響が出ることもあります。
実は困っているメーカー様事情…
上の図のように、定められた期限内に流通・販売させないと、せっかく製造した食品は破棄されてしまいます。特に季節商品などは3分の1ルールの制約を受けやすく、適切なタイミングでの販売が難しいという問題もあります。
在庫が余ってしまう理由にはこのようなワケがあるのです。
保存料を使用していないので賞味期限が短く、納品期間内に売り手が決まらない
原料を確保してから製造しているので、見込みより売れないと在庫が出てしまう
商品規格の変更やパッケージ変更のため、旧商品が販売できなくなってしまった
物価高による消費者動向の変化(特にお菓子などは嗜好品のため、購入優先度が下がった)
このように、こだわり持って製造している特に中小食品メーカー様は大きな課題を抱えています。
常に在庫管理はしていますが、私たち消費者の購買動向によっても影響が出てきます。
とあるお菓子メーカー様からこのような声も上がっています…。
SUKUERUであれば解決!
そんなメーカー様の事情とフードロス課題を解決するために、SUKUERUではこのような取り組みを行っています。
こうすることで美味しく食べれるのにもかかわず、廃棄されていた商品が私たちの手に届きフードロス削減につながります。
また、世の中にある訳アリ商品の販売サービスは「同じ商品が大量に届く」「量が多すぎて消費しきれない」といった弊害があります。
そこでSUKUERUでは、ご家庭に合わせた6サイズで販売し、「いろんなものを少しずつ」なるべく普段のお買い物と変わらないような販売形式で商品を選べるようにしています。
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