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【組織改変】新たなスタートを切ったウィナス。その思いとは【社長が語りました】

2024年。創立21周年を迎えたウィナスは、大きな改革に向けて動き出しました。目先の収益ではなく、その先の未来を見据えたいわば「痛みを伴う改革」AI、ChatGPTが大躍進する今、IT業界は転換期を迎えています。

今後、各IT企業が生き残りを賭けた壮絶なサバイバルをする中で、ウィナスは一つのビジョンを導き出しました。

今日は創設者である浜辺拓社長自ら、改革の意図とウィナス、そしてIT業界の展望について語りました。



代表自らが語る、新しいウィナス


2024年の7月をもって、ウィナスは大きな組織改変をしました。

2月に21期のスタートを切ったタイミングなので社内外から「なぜこの時期?」という声も多かったのですが、私にとっては以前からの構想していたことであり外部顧問を交え熟考を重ねた結果、ようやく実現できたと実感しているところです。

【組織改変】 ヒエラルキー型組織からティール型組織へ

ウィナスはこれまでヒエラルキー型の組織体系を取ってきました。
日本の企業の多くがこの構造を取り入りれています。しかしウィナスは、組織の全体を合わせて70、80人程度の社員数の会社です。

より意思決定のスピードをUPして成果を上げていく上で、一度この構造を解体し新しい組織形態を作り上げようというのが、今回の改革の一つです。

【ヒエラルキー型組織】
ピラミッドの頂点を代表取締役社長とし取締役→執行役員→部長→マネージャー→一般社員と裾野が広がっていく構造。
◯メリット
・役割分担が明確
・責任の所在が明らか

ウィナスは新しくティール型組織として再編し、新たな一歩を踏み出しました。

【ティール型組織】
各事業部が一つの会社のように独立した権限を持ち、できる限り独立採算していく組織。
◯メリット
・従業員エンゲージメントが向上する
・アイディアの創出やイノベーションが促進される
・意思決定が早い

組織改変に至った理由

創業以来、ウィナスの主力事業はソリューション事業です。
主にSI事業、プロダクト事業、SES事業の3本の柱で成り立っています。

【SI事業】お客様の「売上を増やしたい」「閲覧数を増やしたい」などの漠然とした課題をトータルで解決する。ヒアリングを元に1からコンサルティング提案し、システム構築からマーケティングまで提供するウィナスの事業の中核。

【プロダクト事業】販促/マーケティング支援の自社パッケージ商材を販売/提供する事業。

【SES事業】エンジニアの派遣事業。

元々ウィナスはSI事業を軸として立ち上げた会社です。
「こんな商品があります」と既存の商材を案内するのではなく、お客様の課題解決と理想を実現するためのシステムやサービスをオーダーメイドしていくというのがメインの事業であり、トータルでプロデュースしていくのが一番の強みです。

ただ、もちろんこの「トータルプロデュース」の提案はとても難易度が高く、営業担当にもエンジニアにも経験とスキルが必要です。
この先のIT業界を見据えたときに「SI事業を更に強化し、お客さんの満足度をあげていくことが必須」と考え、中長期的な改革に着手しました。
その第一歩として、今回の組織改変があります。

営業担当とエンジニアの成長目標を明確に


ウィナス社員の目指すべきゴールもある程度明確にしました。

◯営業/ディレクター 
→ コンサルタントに成長する=顧客のビジネスがより成功する問題解決の提案が可能な人材になる。

◯開発/制作
→ ITエンジニアに成長する=IT を活用した問題解決手段を提供できる人材になる。

今回組織を改革するにあたって「土台づくり」をまずしっかり行っていくために「今期の売上を伸ばすより、仕組みと組織作りを優先しなさい」と社内でアナウンスすることとなりました。
もちろん収益を上げることが会社の目標なので、代表としては勇気のいる決断です。
ただ目先の収益よりもその先を見据えた成長。具体的にいうと3年後のビジョンが明確にあるため踏み切ることができました。

【今期】
組織、人、SI提案など、すべての土台作り。

【2026年】
① ウィナスの成功体験が増える
② 提案に自信が持てる

【2027年】
ITのトータルプロデュース としてウィナスの地位を確立。
ウィナスの名刺を渡すと
「あっ、ウィナスさんですか。うち色々と困っていて相談したいことがあるんですよ」
と言われる状態へ。

コンサルタント、ITエンジニアそれぞれのキャリアアップ

一つ一つ、小さな成長とステップアップを明確にしていくことにより、社員が自己の成長を実感できます。
社員が成功体験を積むことにより既存の商材を売る、アレンジするというだけでなく、フルオーダーメイドのITシステムを提供するという達成感、満足感につながります。
また、それぞれの業務が会社の収益や認知度UPに直接つながるので「会社と共に成長する」実感の中で実力をつけることができるのです。

現在AI、chat GTPが台頭していく世の中で、プログラミングができるだけ、デザインができるだけ、というスキルはどんどん淘汰されていきます。
その厳しい業界の中で「いかにお客様に提案ができるか、自分たちで課題が設定できるか、そしてそれをどう解決するか」トータルで考えることができる人材が必要とされていくでしょう。
つまり、本当の意味での「安定」。自分で生きていく力。必要とされるスキルを身につけることを目標としていきます。

IT業界が迎えるチャンスの時代

ウィナスのクライアントとなる事業会社は業績向上のために、IT 化、DX 化が必須になっています。
しかしながらIT 人材は年々枯渇しており、今後増加する期待もできないのが現状です。
そのためITを活用した販促、マーケティング、業務効率化などを各企業が行なっていく状況にあり当然その中で人材不足、スキル不足、コストUPすべての問題が深刻化していくでしょう。
だからこそ、ITを活用して課題をすべて解決できるウィナスに対する需要は非常に高くなっていくことは明白だといえます。

ウィナスは開発会社、制作会社、営業会社、広告会社という単一的な会社ではありません。
自社が保有している様々なSaaS 型サービス、販促ツールと経験値と高スキルを保有したエンジニア集団、課題解決が可能なコンサルタント集団が20 年分のノウハウを駆使して顧客の課題を総合的に解決できるトータルプロデュース企業として、すでに多くの実績を残しています。

私たちは、さらに先の未来を見据えています。
ウィナスへの期待値が年々高まる中で、さらなるアップデートを目指して組織改変を行いました。

それが「人が成長するためのティール型組織」

営業、開発という枠を超えて、IT コンサルタント、IT エンジニアを目指してもらいたい。
ステップアップを重ねていける環境の中で世の中に必要とされる人材になってもらいたい。
代表として会社の成長を願うと共に、素晴らしいIT人材を育てる環境としてのウィナス。

我々は、大きな展望に向けて新たな一歩を踏み出したのです。


浜辺社長ありがとうございました。
新しく生まれ変わったウィナスでは、これからの出会いもとても楽しみにしています。
厳しい時代だからこそ、IT業界、そして世の中に必要とされる人材としてのスキルを身に付けたい。
その土壌が整っているのが新しいウィナスなのです。


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