理由もなく好きだった

日記)

いつも吸ってるタバコの銘柄は、きっと一番あの元彼の家のベランダで泣きながら吸ってたやつ。

匂いって、しっかり記憶に紐づいてる。

半年経ってるはずなのにまだ覚えてて、気を抜くと思い出しちゃってあの部屋に戻りたくなって。

でも、もうあっちは私とのことなんて忘れてて。

楽しくて苦しくて幸せだった5年半

あの人は、私の青春の全てだった。

簡単に忘れられていることすら、悲しい。


ずっと私ばっかり好きだったから寂しかったのも、ずっと分かってて今更なんだけど。悲しい。

もう君は、他の誰かを想ってるんだろうなとか。
まだ私は、あの私達を忘れられてないのになとか。

そんなの、私が一番よく知ってるから尚更つらい

長かったぶんたくさん写真も残ってて。消しきれないインスタのアーカイブやグーグルフォトが、◯年前の今日とかいってご丁寧に思い出させてくれる。


楽しかったな、幸せだったな、好きだったな。

しんどかったな、寂しかったな、辛かったな。

まだ、あの時の私たちが好き

今でも、他の誰かを好きになっても、もう二度と戻れないあの時の私達を追い求めてしまいます。


あなたはもう忘れたんでしょうけど、

私は本当に、本当にあなたのことが好きでした。



以上

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