生産者の顔を出していこう
コミュニケーションツールやら、クラウドサービスやら、最近仕事で使うシステムの利用者プロフィールにはアイコンを設定出来るものが多くなった気がする。
そんな今日この頃、皆様どんなアイコンをお使いでしょうか。
noteのアイコンを見ていると、色んな方がいる。
初期設定のままの人、好きなものや好きなイラストの人、オリジナルと思われるイラストの人に、自分の写真。
自分もこの小さな円形の空間から、何となくの人となりを想像しながら他の方の記事を読んだりしている。人は見た目が9割、視覚情報に大きく左右されるなんて言うが、本当にその通りだと思う。
自分のnoteアイコンはオリジナル(雑な手書き)のイラストな訳だが、それなりに気にって使っている。アイコンを設定する側としても、視覚情報として自分を表す何かをこの小さな円形の空間に入れたい気持ちにさせられる。
しかし、自分から能動的に始めることが殆どであろうnoteとは違って、職場のシステムなんてものは言ってしまえば「使わされている」という感覚が強い。
ということで、そこの小さな円形の空間に思い入れなんてものを持っている人は少なく、自分のイニシャルなんかになる初期設定のままで使っている人が多い印象がある。
自分も初期設定はさすがにIT従事者として芸が無いなと思って変えては見たものの、無難な自分の名前がわかるくらいの画像に最近まではなっていた。
そんな自分の転機となったのが、よくやり取りをするとある組織の方々のアイコンだ。
どんな経緯でそうなったのかは聞いていないが、その組織の方々のアイコンは必ずプライベートの写真になっている。そして、本人の写った写真にしている方も相当数いる。
視覚情報に左右されるのが人の性だが、メールや電話や最近増えたWebミーティングから得られる視覚情報というのは限られている。また、そのアイコンが写真の組織の方々とは物理的な距離の都合もあり、長らく仕事で関わっているのに一度も会ったことがない。
ということで、アイコンの情報から初めて本人に関する視覚情報を得ることが出来た。
そして、本人の人となりの視覚情報が手に入ると、いまこんな感じの人とやり取りしているんだなと、なんだか仕事もやり易くなったように感じた。
相手の顔が見えるというのはとても大切なことだ。
スーパーの野菜売り場とかで「この人が作りました」といった顔写真付きのポップを見かけたりするのも、そういうことなのだと思う。
ということで、自分の無難だったアイコンも本人登場のプライベート写真に変更してみた。
先日のとくしまマラソンの時の写真だ。
会わない人からの評判はわからないが、よく会う人からは「メガネをしていないし、なんかいつもより爽やかだね~」なんてことを言われた。
いつも仕事のときはメガネをかけている(そして前回のアイコンもメガネと名前にしていた)が、とくしまマラソンの時は雨だったのでコンタクトで走っていた。
もっと普段の自分っぽい写真も探せばありそうだが、自分を良く見せたいというのも人間の性だと思う。
なんだか自分が、いつもより爽やかに見える写真をアイコン設定しているナルシスト、みたいな気分になってきたので、早くみんな本人登場のプライベート写真をアイコン設定して欲しいなと願うのでした。
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