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20年間も愛されるコンテンツはすごい

去年のプリキュア映画がNetflixで解禁されていたので3連休、子どもと一緒に視聴した。

映画館で観たときも思ったが、面白い。

子ども向け映画という時間的制約を背負いつつ、テンポ良く進んでいくシナリオ構成がめちゃくちゃ上手く感じる。

プリキュア映画恒例の子ども達へのメッセージ的なやつも、不自然さや、くどくどしさが無く、ラストシーンなんて涙ものである。


そんな去年のプリキュア映画は20周年ということで、久しぶりのオールスター、全プリキュアが登場するストーリーだった。

そして、20周年ということで随所に過去のストーリーや登場人物も散りばめられていた。

自分は最近の作品や、ネトフリで観れた作品(色々観れなくなって悲しい)や、ネットで無料公開されていた作品は、概ねちゃんと履修済で内容もしっかりおさえているつもりだが、20年の半分にも満たない知識しか持ち合わせていない。

残りはについては、子どもの持っている本でなんとなくキャラクターの概要を知っている、くらいの知識だけだったりする(20周年記念に大人向けのぶ厚い図鑑とか発売して欲しかった)。

ということで、面白かったプリキュア20周年映画だけれど、まだ存分には楽しめていない気がして、なんだかモヤモヤしている。


20年という時間の積み重ねは凄い。

まだ観ていない約10年分の作品を観ようと思うと、だいたい50話*20分*10年で10,000分、166時間も必要だ。

最近帰りの電車でずっと観ているのに中々観終わらない「ソードアートオンライン」ですら、だいたい24話*20分*4の1,920分なので、未履修のプリキュアシリーズの1/5にも満たないボリュームだった。

プリキュア全話を視聴済みの人にもし出会ったら、間違いなく尊敬の眼差しでみてしまう。

もはや自分が未履修のプリキュアを制覇するのは、ヒマを持て余した幸せな老後が訪れるまで無理な気がしてくる。


そんな感じで、プリキュア完全制覇には諦めムードも漂ってはいるが、まだ観れていなかった「ふたりはプリキュア Splash Star」が何故かYouTubeで期間限定無料視聴可能になっているので、最近子どもと観ていたりする。

「ふたりはプリキュア Splash Star」は、2006年放送の作品だ。

登場するアイテムがガラケーモチーフだったり、遅刻でグラウンド10周させられるなんて今なら問題になりそうなシーンがあったりと、これまた20年という時間の積み重ねの凄さを感じながら楽しく視聴している。

あ〜そんな時代もあったな、なんて、郷愁に浸りながらプリキュアを観る老後も、なかなか乙なものかもしれない。


その頃にはプリキュア50周年とかになるのかな、またオールスターやってくれるといいな。

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