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もしも今1万円を手にしたら何がしたいか?

GWなんでちょっと夢想しました。「もしも今、1万円を手にしたら何がしたいか?」って聞かれたら何がしたいですか?1万円、そこまで高額でもなく、少額でもない。微妙な金額ですけど、ある程度のこと、できますよね。


わたしは1万円あったら何したいか、改めて考えてみたんですが、日本に帰ったらやりたいことなのですが「立ち飲み屋で一人飲みハシゴ酒」がしたい。なんとまぁ、いい大人が・・・と思うかも知れませんが、ちょっとだけお付き合いをいただけたら嬉しい限りです。


実は日本を旅立つ半年前くらいから、「ひとり飲み」にハマっていて、休みの日や、ちょっとした仕事の帰りなんかに、ふらっと立ち寄って、ひとり安酒とつまみを堪能する生活をしていましたw


別に黒歴史ではありません。


酒を飲むと言ったら、会社や友達との「飲み会」が専らですし、そうでない時は家で、缶ビールや、缶チューハイを1本飲むくらいが関の山だったんです。当時は。


飲み会は嫌いではないので、会社はまぁ、慇懃無礼ですけど、友達と飲もう!となった時は、とても楽しいひと時を過ごせるので、悪くはないなって感じでした。


家で飲むときはどちらかというと「気分が沈んでいるとき」が多かったです。当時はそうでしたけど、今は、晩酌が欠かせなくなってますけどねw


あるとき会社の先輩が「行きつけのバー」に連れて行ってくれたんです。そのときすでに酔いがわまっていて、あんまり感じなかったんですが、その先輩「そういう行きつけのお店がある」ようには感じなかったんですよね。


むしろ知っていることに驚いたくらい。


ひとり飲みを始めたのは、意外な先輩が「行きつけを持っていたこと」が動機の一つです。もう一つは純粋に「ひとりでお店で酒を飲むということは、どういうことなのか?」というのを、知りたかったというのがあります。


ひとり飲みと言っても、近所の居酒屋チェーン店に一人で乗り込んで、飲むというのもあるんですが、それよりは、昔ながらの一杯飲み屋が軒を連ねているところに飛び込んで、というスタイルの方が好みです。


この歳でもまだ人見知りする方なのですが、この「一杯飲み屋に一人で入っていく」ということをしばらくやり続けたおかげ?で、少し薄れたような気がします。


お酒が入っていると、話し下手なわたしでも、間に入っていけるような気がするんですよね。また、行きつけっていうわけでもないので、いきなりアウェーに飛び込んでいく感覚は、非常にドキドキします。平静を装ってビールを頼むのは、とても緊張しますw



ひとつ、立ち飲み屋でひとり飲みするということでよかったなということがあるんですけど、色々な人との出会いが面白いということです。


会社と家の往復だと、出会いなんかありません。話す人は、会社の人と、スーパーの店員と、特定の友達だけ。


ところが、そういう酒場に繰り出すと、ひとりでも暖かく迎えてくれます。そして、お酒も少し入っているので、場合によっては、隣の人とのちょっとした会話から、話が盛り上がったりもします。そこがわたしにとっては新鮮で。


荒くれ者が酒場にいるようなイメージを持っていましたが、みなさんそんな悪い人ばかりじゃなく、結構紳士的な人が多い。老若男女いろんな人がいる。


例えば、印象に残っている人たちとして


・アジアで成功を収めた金持ち元社長さん
・酒場好きのYouTuber
・デザイナーを志して上京したけど、上手くいかなかったOLさん
・水商売の出勤前の女性
・アニメ趣味の青年
・同年代の仕事に愚痴持つサラリーマン
・人生経験豊富な年配の説教おじさん
・離婚間際のパート主婦?
・やたらとお国自慢をしてくれる、焼酎好きおじさん
・今日旦那がいなくて、仕事帰りに飲みにきた女性
・多分サッカー好きな大学生2人組
・焼き鳥大好きなカップル


などなど、数え上げればキリがないんですけど、こういう人たちとの関わりを持てたというのは、わたしにとってはかけがえのない経験です。


話し下手なわたしであっても、覚えている限りですが、これだけの人たちがわたしと会話と、盃を酌み交わしてくれました。ありがとうございます。


ときには意気投合して、そのままトークし続けたとか、二軒目に行ったとかいうのもありますw そういう経験って、普段なかなか出来ませんよね。


まぁ、ほとんどが酔っ払っていて、内容はほとんど覚えていないし(みなさん、すみません!)、連絡先も全然知らないんで、あんまりと言っちゃぁ、あんまりなんですけど。


また地元以外にも、旅先で同じように「ふらっと」行ってみると、その土地土地で違った会話を聞けたり、その土地ならではの情報を聞けたりするので、面白いんですよね。


ときには、観光案内をしてくれたり。ひとり旅をしているときは、「ひとり飲みにいく」のが、情報収集には結構有効かも知れません。


特に地元が違うときは、みなさん結構優しいw


酒場という特殊な場所ですけど、一期一会は大切にしたいし、わたしが知り得ない、経験したこともない、いろいろなことを教えてくれる。


そんな不思議な空間が「酒場」なのかな、と。


残念ながら、現在はその活動も出来なくなっています。だから日本に帰ったら、この活動をまた再開したいと思います。


あなたの街にも盛り場に、地味なメガネのおっさんがなんか絡んできたら、「あ、もしかしたら、かも?」と思うかも知れません。そのときは「こっそり」聞いてみてくださいw


ホッピーで、一杯やりたいなぁ〜。


それでは、また。


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