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【鉄則】モノ忘れが多いのはモノが多いから

最近、モノ忘れが多いな、って思うことありませんか?あるある!結構年取ったから、記憶力が悪くなってるんだよね・・・仕方ないなぁ。って思うかもしれませんが、それは歳のせいではありません。


モノ忘れが多い。これ、誰にでも起きる現象で、別に若いからといって、モノを忘れないわけでもないんですよね。わたしも若い頃は、うっかり「忘れモノ」をすることが多かったです。


ここでは、「加齢による記憶力の低下」を問題にしたいんじゃなくて、「人間の記憶力には限界がある」ということを書きたいので、お間違えなく。


さて、本題に戻りますけど、モノ忘れが多いというのはどうして起こるんでしょうか?いきなりですけど、どう思います。


上でも少し書いたんですけど、別に若いから忘れない、年取っているから忘れる、どうも、それだけで片付けられる問題ではありません。現に、若い頃でも、忘れ物をしてえらい目にあった、ということも経験しています。


割とあっさり「記憶力が悪い」とか「うっかり」とかいう言葉で、片付けられてしまうんですけど、それを言ってしまうと、次の教訓に活かせません。


同じことの繰り返しで、また「忘れ物」をしてしまうんじゃないでしょうか?その都度、また嫌な気分になったり、悲しい想いをしたり。


もうね、そういうのは、みんなで知恵を出し合って、撲滅していきたいと思いませんか?一人の力ではどうすることもできないかもしれませんが、みんなで考えれば、いい知恵が浮かぶ。


脳科学的なところからのアプローチも大事なんですが、あいにくわたしはソッチ系の人間ではなく、専門家でもないので、専門的なことは言えません。だけど、わたし達には、経験があります。


経験から「モノ忘れ」を考えてみることにしましょう。


まぁ、ここまで引っ張っておいてもうアレなんですけど、薄々わたしが言いたいことはなんなのか?察しのついている人もいるかと思いますが、結論を先に言ってしまいます。


モノが多いから、モノ忘れしやすくなる。


これです。


振り返ってみると、思い当たる節はいくつもありますよね。例えば、学校。学校の授業では、教科書とノート、そして筆記用具を持って学校に行きますよね。


今の学校の時間割、よくわかりませんけど、仮に1日に6コマあると仮定して、教科書+ノート、1冊ずつ用意すると考えると12冊。さらに教科によっては、副読本や参考書などが必要になることもあるから、まぁ1冊ずつ増えると仮定すると、全部で18冊にもなります。


これ、小学生で全部覚えて、学校に持ってくるのって、客観的に考えたらどうでしょうか?「モノ、多すぎ」やしませんか?


学校生活は教科書だけではできないので、そのほかにも色々なグッズを学校に持って行かなきゃならない。そう考えると1日1回学校に行くためには50個くらいのアイテムを持参しなけりゃいけない。


子供時分のモノを監理する能力を考えると、50個って結構、ハードル高い気がしませんか?もちろん、個人差もあるので、全然余裕で覚えていられるという子供もいますし、20個くらいしか覚えられない!という子供もいるでしょう。


そうなると「モノ忘れ」してしまう確率も上がりますよね。だって、もともと、覚えていられないんだから。


そう考えると「モノを忘れてしまう」背景には「モノが多すぎる」ということがあると思うんですよね。


モノが多いから、それらに全部に気を集中しなけりゃならない、結構拷問に近いモノがあります。が、わたし達は「社会性」という中で、それをこなさなければならないわけです。


モノが多い中で生活してると、モノ一つ一つに対しての気遣いが疎かになってしまい、結果的に「モノ忘れ」が発生してしまうんです。


だとすると、モノは覚えていられる範囲で管理するのが望ましい。


モノを減らせば、モノ忘れがしにくくなるということです。実際、モノが少ない生活に慣れてからは、部屋の中で「モノが見つからない」ということは無くなりました。


全てのものが、わたしの意識の範囲内で管理できているからです。


モノが多すぎると、目が届かなくなるし、意識もそこに向かない。気がつくと、その存在を「忘れて」いる。モノ忘れているんです。


完全にモノを忘れていると、実は「同じモノなのに、家の中にたくさんある。それなのにまた買ってしまう」ということも起こり得ます。


それはもう、完全に頭の中から、「モノ」の存在すら消えてしまっているからそういうことになります。


それでもいいなら構いませんけど、モノを忘れたくないなら、モノを減らして、覚えられる範囲だけで生活してみるのが良いと思うんですが、どうでしょうね。


それでは、また。


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