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人生であと何段、階段を登るのか?

普段、運動らしい運動をしていないので、8月中旬から、階段上り下りを続けています。ただ階段を登って、ただ階段を降りるだけ。この繰り返しですけど、結構、太ももとふくらはぎに効きます。30分もやれば汗だくですw


まぁ、こんだけ身体を鈍らせていたのだから、単純作業の運動でも、結構、効果的だと思うんですよね。



体力がついてきたら、1段飛ばしとか、階段ダッシュとか、やってみたい気持ちもありますけど、身体がついてこない、故障も考えられるんで、焦らず、じっくりやっていきたいと思います。


きっかけは、夏休みに、とあるところにいった時に、体力がなくて、階段の登り下りが厳しいなぁ、と感じたことです。


体力が無かったり、足が動かなくなったりすると、せっかく楽しいことをやったとしても、身体がついてこないと、じっくり楽しむこともできませんよね。


10年前、20年前なら、なんだかんだ言ってまだまだ、体力があったと思うんで、そう言うことも感じなかったけども、やはり「衰えている」んだなぁ、と言うことなんですよね。寂しいけど。


さて、そんな身体の衰えのなげきや、トレーニングの決意を述べたかったんじゃありません。


階段を登ったり、降りたりしているときにふと思ったんです。それがタイトルにもあるように「人生であと何段、階段を登るんだろうか?」です。


階段は無くならない


高いところに登るためには、階段とあとは「エレベーター」がありますよね。エレベータであれば、階段を一つずつ、一歩ずつ登らなくとも、目的地の高いところに到達できます。


エレベーターのないところでは、当然、階段の登り降りをしないといけないのですが、まだまだ、世の中「階段」が多い。


どうなんでしょう。正確にエレベーターの数と、階段の数を比べてみたら、比率どれくらいになりますかね。段数の多い階段、少ない階段、合わせてみると、圧倒的に多いのは、階段ですよね。


エレベーターは、多分1割にも満たないんじゃないかと思います。


全部を変えることもできないとしたら、階段は人間が生活を営む限り、ずーっと残り続けますよね。ある意味、人類の偉大な発明のうちの一つなんじゃないでしょうか?階段って。


ただ、あまり意識はしてませんよね。階段のこと。と言うことは、わたし達は知らぬ間に、毎日、多かれ少なかれ、階段の登り降りを繰り返していることになります。だけど、あまり「階段を登っている・降りている」を感じませんよね。


なぜなんでしょうか?


日常生活の中で「階段」が空気のようになっている


そうなんです。もう「階段」が空気のようになっていて、わたしたちの意識の外にあるんです。だから、階段を登ったり、降りたりしても「あ、階段だ。よし」っていう感覚が少ない。


もう当たり前のように、ある。


例えば、アパートやマンションに住んでいて、階段を10段登って、家に入ると考えたら、少なくとも1日に10段は登って、降りているはずです。


だけど、それには気にも止めていない。


毎日繰り返したら、1年で3650段、上り下りすることになります。階段は家だけじゃないし、至る所にあるから、それじゃ済まない。2倍、3倍当たり前ですよね。


だけどそれだけ登っている、降りているのに、気づいてない。


特別なところに行って、長い階段を見つけたときは「あ、長い階段だ」と認識するんですけど、そうでなければ、あまり意識しませんよね。


そう、空気のような存在。


残りの人生で何段登るのか?


そんな空気のような存在の階段を、人生であと何段登るのか、そろばんを弾いてみました。


1日10段上り下りしていると仮定すると、1年で3650段。まぁ誤差があるので、1年で5000段と考えて、さらに残りの人生40年と仮定すると、40年で200000段という計算になります。


すごいですね。


普段特に意識せずとも、20万回も階段に遭遇するチャンスがあるということです。ここにトレーニングを加えると、20万が、30万、50万って、どんどん段数が増えていきますねw


象徴としての階段


物理的に何段?っていうのもあるんですが、「人生の階段」となると、ちょっと捉え方が違ってくることもありますよね。人生でところどころ大きなイベントが待ち構えていて、それを「階段」と表現することもあります。


誕生、就学、結婚、出産、就職、出会い、別れ、病気、など。


これら人生のハードルを、階段とみなして、「階段を登る」という表現を使うこともありますよね。これまでどんな「階段」を踏破してきたか、それは人それぞれ、険しい階段もあれば、低い階段もありました。


人生も半ばを過ぎてくると、登った階段も多くなっています。ちゃんとクリアできたかどうかは、怪しいですが、でもそれでも、ここまで階段を登り切ってきたのだと思います。


これから目前に広がる階段は、高いのか低いのか、いくつ段数があるのか、先は見えないけど、やっぱりまだまだ「階段」との付き合いは、続きそうですよね。


まとめ


あといくつ、階段を登ればいいんだろう?ふとそう思って、考えてみたけれど、途方もない数がありました。人生イベントを階段と見立てて考えても、まだまだ、登って行かなきゃいけない段数はたくさんありそうです。


階段を登りながら、階段に想いを馳せ、時々こんな感じでくだらないことを、ぼーっと考えながら、身体を動かしてみるのも、良いかもですね。


それでは、また。


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