「ありがとう」はマキシマムにしよう！

モノを減らして、不要な付き合いを減らして、人間関係も減らして、俗世間との関わりを減らして、仙人のイメージに近い生活を送るようになっています。なので、かわす言葉も必要最低限、とはうまくいかないようで。

口下手ですけど、時々誰かと話をするのは、どちらかというと好きな部類です。

それでも、1日に発する、言葉の数は、激減してしまったように思います。そこに追い討ちをかけるように、流行り病。

もうね、

一日誰とも話しませんでしたという日が、いく日あったのか、数え上げたらキリがないので、やりません。やりませんけど、少し寂しい。

言葉を発することが少なくなってきました。

以前に、「使わないようにしている言葉」について書いた事があります。どれも興味深いコラムですので、是非。

モノに限らず、不要な契約、不要な人間関係、不要なコト、そして不要な言葉。いろいろあるんですが、総じて減らしてきたんです。だけど、減らすだけが全てではないはず。

減らすコトでむしろ「増やそうと思うこと」もあって良いはず。

その一つが「ありがとう」という言葉。

これ、万能な言葉です。「ありがとう」と言われて、悪い気はしませんよね。英語ならThank you、ドイツ語ならDankeschön。特に外国に来てから思ったんですが、あちこちでDankeschönという言葉が発せられている。

「ありがとう」を知っていても、使わなければ共感は得られませんよね。

外国に来て、もっと「ありがとう」を使おう、いやむしろ「ありがとう」をマキシマムにしようと思い直しました。

日本にいたときは、果たして過剰と思うほど「ありがとうを」使っていたでしょうか？どうでしょうか？

否。

「ありがとう」よりも「すいません」の方が多かったんじゃないかな？

よく言われることですが、別に本当に悪いことしたわけじゃないのに、気軽にすいませんを使い過ぎているような気がします。

Sorryなんて、滅多なことでこちらでは聞くこともありません。（Sorry言っているのは、日本人だけ？）

それよりも何かやってもらったら、シンプルにミニマムに「ありがとう」この一言だけでいいですよね。ありがとうと言われて悪い！とか、けしからん！とか思う人はいないはず。まぁ、当てつけのようにありがとう言われたら、カチンと来るとは思いますけどね。

性格的なところもあるのかもしれませんが「ありがとう」をあまり発してこなかった自分。書き言葉で「ありがとう」をもっと使っていくのもいいし、もちろん、日々の会話の中で、もっと「ありがとう」を増やしていく。

あいつは「ありがとう」しか言わん。

っていうくらい、言えるようになったら、世の中もう少しだけ、幸せになれるような気がします。

「ありがとうをマキシマムに」過ごして生きたいですよね。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

それでは、また。