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番組と番組の間に放送される、ちょっとした隙間番組について

午後9時からのドラマと、午後10時からのドラマの間にある、隙間番組あるじゃないですか。ドラマは午後9時~9時54分までだから、9時54分~10時までの間でやる隙間番組。9時に放送したドラマの次回予告を引きずりながら、10時から放送されるドラマの前話を思い出して、呼吸を整えるための休息。スポーツの試合でいうならハーフタイムで、学校でいうなら授業と授業の間の5分休憩で、睡眠でいうならレム睡眠...…? みたいな。

私調べで有名なのは、「音のソノリティ」が堂々の1位。

冒頭に流れる、「♪ティ~~リティ~~ティティ~~♪」を聞けば、蘇ってくる何かがあったりしませんか。私はありませんけど。

ちなみに調べてみたところ、オープニングのこの音は中国の楽器、二胡(にこ)らしく、二胡奏者の方が演奏しているそう。

二胡

そして「音のソノリティ」は、2003年から放送しているそうで、今年で21年にもなるという長寿番組なんですって。衝撃。エンタの神様が放送するまでの間の番組だけだと思ってたら、けっこう長生き番組だった。


あとは、「シャカレキ~社会歴史研究部~」もいいですよ。

尾上松也さんが出演していて、社会の歴史を紹介する番組。「〇年〇月〇日には、こんなことがあった~」みたいな感じ。こういうのが意外と、ためになったりするんだよな。演技がうまいはずの尾上さんの、ちょっとぎこちない感じがまたいい。「う~ん! なるほどねえ!」と、わざとらしく驚いたりするというね。

で。最近見つけた謎番組の中でちょっと感動したのが「月とケーキ」。

市川実日子さんと、井浦新さんの2人が送る短編ドラマ。再婚同士のお2人と、家族や友人たちとの何気ない日常を切り取った、ちょっと素敵なドラマ。たった3分の中で送られる日常は、ほっこりするし、思わずきゅんとするし、あ~あるあると思う。

たった3分だけでこんな日常が描かれるなら、そりゃあ毎日noteも書けるよな、と私は思う。24時間、睡眠時間を引いて15時間ぐらいも費やす毎日をただただ観察していれば、きっと何かがあるはずだと思わせてくれる。

”終わりよければすべてよし” になれましたか?もし、そうだったら嬉しいなあ。あなたの1日を彩れたサポートは、私の1日を鮮やかにできるよう、大好きな本に使わせていただければと思います。