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自分はまだまだ子供だと思う瞬間

私がまだまだ自分をお子様だと思うことには、いくつか理由がある。たとえば、隙あらば夜更かしと寝坊をしたくなることとか、唐揚げにハンバーグ、エビフライとお子様ランチの王道メニューが大好きなこととか、未だに「もういくつ寝ると誕生日かしら~♪」と思っていることとか。先日、久しぶりにタピオカを飲みに行ったときに友人たちが揃って「甘さは控えめで」「シュガーレスで」と言っていたところ、私だけが「甘さ100%で!」と元気良く答えてしまったこととか。

なんか、いろんなことでまだまだだなと思ってしまうのだ。

一人暮らしを始めて10年近くが経とうとしていて、それなりに生活力はあるほうだとは思う。大事な予定のときには寝坊しないでアラームだけで起きられるし、洗濯物だって溜めてしまうことなく良い周期で洗濯できるし、料理だって人並みにできる。どれも抜群にできるわけじゃないけど、どれも平均点、偏差値50ぐらいでできるのだ。ただそれは、自分一人に限った話だと思う。私が私を生かすためにできることが、今の生活力なのだ。きっと2人以上になったら、私の生活力が皆無なことがバレてしまうような気がしている。恐ろしい。

今日だって、スマホをいじり倒していたらこんな時間になってしまった。時間が経つのが早いのか、私の怠惰が長いのか。そんなふうに考えては、自分が嫌になる。なんでもっと早くお風呂入らなかったんだろうとか、なんでもっと早くスマホを触るのを切り上げられなかったんだろうとか。

一人暮らしっていうのは、自分以外誰にも迷惑をかけないってことで、つまりは自分には超迷惑がかかるってことだ。

私はまだまだ子どもだ。自分の中にいるわがままを、一人だと簡単に許してしまう。簡単に許容してしまう。「そんなの後でやればいいよ」「まあまあまだ時間はあるし」「できてなくって誰も困らないからな~」といろんな言葉で自分をなだめすかす。私は自分をなだめるために言葉を覚えたわけじゃないのに。


”終わりよければすべてよし” になれましたか?もし、そうだったら嬉しいなあ。あなたの1日を彩れたサポートは、私の1日を鮮やかにできるよう、大好きな本に使わせていただければと思います。