【アウトプット】毎日誰かが騙されている、フォーカシングイリュージョン。

クリティカルシンキング強化のインプット、アウトプットです。下記ノート参照

今回もこちらの本からインプットしたことをアウトプットします。（下記参照）

天才科学者はこう考える――読むだけで頭がよくなる151の視点

章のタイトル

裕福になっても幸せを感じられないのはなぜ？
ーフォーカシング•イリュージョン
ダニエル•カーネマン（P83)

内容メモ

○多くの人が考えているほど、教育の格差と収入の格差に差はない。
○収入の差は、多くの人が思っているほど、幸福度の影響は少ない。
○人は注目していることに対して、起きる前に想像していたことよりも、起きた後に感じることが違うような感じる。
これがフォーカシングイリュージョンだ。
○政治家や商売人はフォーカシングイリュージョンを使うのがうまい。

つまり、、

1）人は気を取られることに対して、実際より過大評価してしまう。
2）誰かが（政治家や営業）何かに注目を集めようとしている時は、フォーカシングイリュージョンの手法を使っていることを疑う。

最近実感した事例

○東京アラート
なんだか大層な名前で、いかにも東京都は危機感を持って対処している。とアピールしていたが実際には、具体的な策がなかった。
○京アニの実名報道
被害者の悲しみを正確に伝えるためと言われているが大半の被害者家族は実名報道は望んでおらず、被害者家族にマスコミが押し寄せる事態となった。
なんだか効果のありそうなネーミングや大義名分に使われている印象がある、、（私のタイトルも？ドキッ）
○映画「グランドイリュージョン」
まさにフォーカシングイリュージョンの権化のような作品。めちゃくちゃ面白い！

今日から出来ること

○フォーカシングイリュージョンを使う手法で営業する場合は必ず、お客さんの満足度を意識したフォローを実行する。
○フォーカシングイリュージョンで意識していることに、本当に満足度が得られるのかファクトを集める。必ず疑う気持ちを持つ。